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2023.11.20更新
七五三現象 追記
令和6年度(第56回)社労士試験対策として、白書統計・労働経済の最新情報をまとめています。
過去に出題実績があり、本試験で出る可能性があるもの等、押さえておくべき情報をピックアップしています。※詳しい内容は別途記事を参照ください。
本試験まで随時更新していきます。
最新の法改正情報はこちら>令和6年度(第56回)社労士試験対策 法改正まとめ
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最新の白書・統計・労働経済情報まとめ(令和6年度社労士試験対策)
労務管理その他労働に関する一般常識
基幹統計として初めて把握したフリーランスの働き方
【定義】
・フリーランス「実店舗がなく、雇人もいない自営業主又は一人社長であって、その仕事で収入を得る者」
・有業者「ふだん収入を得ることを目的として仕事をしており、調査日以降もしていくことになっている者及び仕事は持っているが現在は休んでいる者」
【数字関連・押さえておくべきポイント】
・フリーランス人数:約200万人(有業者は約3%)
・男:140万人女60万人(7割は男性)
・副業は48万人(副業より本業の割合が高い)
令和4年 就業構造基本調査
※就業構造基本調査は次の令和6年度の試験で出題される可能性あり
就業構造基本調査について、社労士試験対策上押さえておくべき数字をまとめると以下の通り。ただし数値は覚えやすく概算にしています。
■有業者6700万人(前回より増加)
無業者4300万人(前回より減少)
■有業率60%(前回より少し上昇)
■本業がフリーランス200万人(有業者に占める割合3%)年齢階級別だと45~49歳が最も多い
■育児+有業者割合85%(前回より上昇)
■転職就業者1200万人(前回より増加)
令和4年 雇用均等基本調査 “育児休業取得率”
「育児休業取得率」はそのまま数字が空欄になってことがあるので要チェックです。女性より男性の育児休業取得率をしっかりと押さえておくようにしましょう。
(出典:認定NPO法人フローレンス)
育児休業取得率(令和2年10月1日~令和3年9月30日までの1年間)
・女性:80.2%(前回調査85.1% 4.9%低下)試験対策としては80%台ということを知っておけば十分
・男性:17.13%(前回調査13.97% 3.16%上昇)上昇傾向で推移※ここ10年間で上昇、ここ5年では急上昇
令和4年人口動態統計 出生数と合計特殊出生率
令和4年人口動態統計では、出生数は、770,759人で過去最少(7年連続減少)、合計特殊出生率は、1.26で過去最低(7年連続低下)
また、出生数については令和5年版厚生労働白書において「2022年の出生数は80万人を割り込むなど、急速に少子化が進展している」
七五三現象
七五三現象とは中卒、高校、大卒など内定後新卒で就職した人が3年以内に何らかの事情で退職し辞めてしまう人の割合から表した言葉
過去には7:5:3という割合だったが、今は5:4:3くらいの割合になってきている
社会保険に関する一般常識
高齢化率は過去最高 高齢者人口は初めて減少
・高齢者人口は1950年以降始めての減少
・総人口を占める高齢者人口の割合は前年の29.0%に比べて0.1ポイント上昇し、29.1%と過去最高
・75歳以上の人口が初めて2000万人を超える
・10人に1人が80歳以上
白書統計対策のポイント
こちらも参考>令和5年度版「労働経済・厚生労働白書」試験対策ポイント
社労士試験対策で、白書統計・労働経済は特に難しい分野です。毎年新しい白書や調査内容が公開されますが、すべてを読んで網羅することは不可能に近く、出題されるのもごく一部になるので全部学習するのは非効率です。ですので白書統計や労働経済対策は、以下のポイントに絞り込むと良いでしょう。
◆過去に出題実績があるもの(調査データ等は特に)
◆最近話題になっているもの
◆数字は正確ではなく、大体でOK、特に上がった、下がった、これまでの傾向、〇年ぶりになどを覚えておきましょう。
独学ではこのポイントを絞り込むのだけでも結構時間が掛かります。
私の経験上、手持ちの基本テキストだけでは対応できなかったので、白書統計対策に特化したテキストや専用講座を利用するのがベストです。私が実際に使ったのは、毎年6月くらいに出版されるTACの専用テキストやフォーサイト講座です。白書統計対策だけでも単科で受講できるので、費用を抑えながら合格に必要な最低限の対策ができます。参考までに…
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