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社労士試験に限りませんが、資格勉強の方法としては大きく2つあります。
◆通信講座を利用する
◆スクールに通う
基本的にどちらかですが、通信講座かスクール…どちらにすべきか悩む方も多いようです。
本を買って自分だけで勉強するという”完全独学”もありますが、社労士試験の勉強ではリスクが高いのであまり向いていません。
ここでは通信講座とスクールの、それぞれのメリット・デメリット・選び方を紹介しています。
それぞれを比較してみて、あなたに合ったサポートを選んでみてください。
目次
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社労士の通信講座について
通信講座とは、テキストやDVDを中心に自分のペースで学習していく勉強スタイルです。
郵便や情報通信などの”通信手段”を利用して学習するので、”通信講座”と呼ばれています。
通信講座のメリット
▲スクールと比べると費用が断然安い
▲教室が遠くて通えない方でも自宅で学習できる
▲主婦(夫)の方でも家事や育児をしながら学習できる
▲忙しい仕事の間でも、空いた時間を利用して学習できる
▲自分のペースで学習できる
▲DVDは何度も映像を見て確認できる
通信講座のデメリット
▼自分で学習計画を立てなければならない
▼自分で授業を進めないといけない
▼3日坊主の可能性がある
▼疑問点をすぐに確認できない
通信講座は、自由度が高いという理由で選択する方が多いです。
社労士試験は幅広い年代の方が目指す人気資格です。
仕事が忙しい場合は、スクールのように決まった時間に授業を受けるのが難しい方もいます。
私もその一人で…仕事が終わるのが22~23時がほとんどだったのでスクールに通うことは不可能でした。
また、家事や育児が忙しい主婦(夫)の方にもオススメです。
実際に、主婦の方で通信講座を利用して社労士試験に合格した人は数多くおられます。
子供が保育園、幼稚園に行ってる間、子供が寝た後など、要所要所にある隙間時間を上手く利用できるのも大きなメリットでしょう。
“疑問点をすぐに聞けない”というデメリットもありますが、通信講座によっては質問可能なところもあります。(数日かかる場合もある)
自分のペースで勉強を進めていきたい or 自分でやるしかないといった場合は通信講座でしょう。
通信講座の選び方
公式サイトやネット情報だけで判断せず、まずは資料請求が得策です。
通信講座はいろんなところがあるので、それぞれ比較すると良いでしょう。
比較する際は、以下のポイントに注力しましょう。
◆費用
◆期間
◆教材の雰囲気(自分に合うタッチやカラー)
◆サポート体制(質問できる、アフターケアなど)
費用はもちろんですが、“自分にとってもっとも勉強しやすい教材なのか”、という点が何より重要です。
ここが合わなかったら、勉強の熱意が無くなっていくので話になりません…
だからこそ資料請求は大事です。
資料請求ではサンプルがあるので、目を通してみましょう。
あと、「質問できるか」という点も必ずチェックしておきましょう。
社労士のスクールについて
資格における”スクール”とは、資格試験に合格するために通う学校のことです。
学校より予備校や塾といった感じで、同じ目標を持った仲間と一緒に、プロの授業を受けて資格合格を目指します。
スクールのメリット
▲プロ講師の授業を直接受けることができる
▲学習計画を任せることができる
▲疑問や不明な点はすぐ質問して解決できる
▲仲間がいるのでモチベーションを維持できる
▲人脈構築できる
スクールのデメリット
▼決まった時間に学習する必要がある
▼近くに学校がないと利用できない
▼費用が高い
▼仕事と育児の両立が難しい
スクールは高いというイメージがありますが、「高い=損する」ではありません。
費用が高い分、プロ講師が直接授業を行ってくれるので、自分でやるより早い期間で正確な知識を身に付けることができます。
社労士は難しい知識も勉強するので、「間違った知識でそのままの状態…」という恐怖の事態は免れるでしょう。
その点では通信講座より合格率が高い学習方法なのかもしれません。
また、疑問点があればすぐに質問できるのもメリットです。
通信講座の場合は回答に時間がかかってしまうため、「勉強の効率性」が高いのはスクールでしょう。
あとは、「仲間」という存在です。
学校みたいに、みんな頑張ってるから自分も頑張ろう!頑張らないと!といった感じで、モチベーションを維持することができます。
社労士試験は基本的に長期の学習期間が必要なので、モチベーションは重要です。
人脈という面でも、もしかすると将来社労士として独立した際のビジネスパートナーになるかもしれません。
スクールは費用が高いですが、それなりのメリットがあります。
スクールの選び方
スクールの場合も、資料請求は必ずやりましょう。
費用が高い分、失敗したらリスクも高いです。
通信講座と同様、スクールも様々なところがあります。
費用は当然比較の際に重要ですが、それ以外にも選ぶときのポイントがあります。
◆合格実績
◆スクールの立地
合格実績となる”合格率”や”合格者数”は、多くのスクールで公開しています。
合格実績が豊富ということは、高い費用を払ってでも合格できるカリキュラムがしっかりと組まれているということです。
更に適切な学習スケジュールや環境が整っています。
あとは、スクールへのアクセスです。
かろうじて通える…ではちょっと危険です。
自宅や会社からあまり遠くないところを選択しないと、授業に間に合わなかったり、最悪の場合、通学が苦痛になってしまうかもしれません。
2,3日だけ行くわけではなく、しばらく通います。
スクールの立地から「通い続けることができるか」という点を冷静に考えてから決めましょう。
結局どっちが良いのか…まとめ
結局どっちが良いのか…悩みますね…
結論から言うと、それぞれ一長一短で絶対にこっちというのは言い切れません。
改めて通信講座とスクールのメリット・デメリットを比較しましょう。
通信講座 | スクール | |
---|---|---|
メリット | ・スクールより費用が安い ・自宅で学習できる ・忙しくても隙間時間を利用できる ・自分のペースで進めていける ・講義メディアは繰り返し見れる | ・プロ講師の授業 ・学習計画を任せられる ・疑問点はすぐ解消できる ・仲間がいるのでモチベーションを維持できる ・人脈ができる |
デメリット | ・自分で計画、学習を進めないといけない ・3日坊主の可能性 ・モチベーションの維持が難しい ・疑問点をすぐ解決できない | ・費用が高い ・近くに予備校がないと通えない ・授業に間に合わない可能性がある ・時間制限がある ・仕事や育児の両立が難しい |
それぞれの選ぶポイントを参考にしてみてください。
①予算で決める
これは一番分かりやすいですね。
とにかく費用を抑えたいけど、合格できる学習をしていきたい!という方は、間違いなく通信講座でしょう。
費用はある程度掛かっても良いから絶対に資格を取りたいという方は、スクールが良いでしょう。
②立地で決める
近くにスクールが無い場合は必然的に通信講座となるでしょう。
自宅からも、会社からも通えるところにスクールがある場合は、費用や状況と合わせて考えましょう。
③状況で決める
私のように、仕事が終わる時間が遅い場合はスクールは不可能です。
夜遅くまで仕事するケースが多い場合は、スクールだと通えないというリスクがあります。
それでは勿体無いので通信講座が良いでしょう。
また、育児や家事が忙しい方も、自宅でできる通信講座の方が効率的です。
一方で、仕事が夕方に終わる場合はスクールでも良いでしょう。
私が働いていた社労士事務所の同僚は、基本18時退社でスクールに通っていました。
④自分の性格に合わす
人にスケジュールを左右されるのが苦手…そんな人もいるでしょう。
どちらかと言うと、私もその一人で、自分のペースで勉強を進めていきたい派です。
モチベーション維持の面でも、一人でも全然大丈夫!といった方もいれば、一人は不安!みんなとやっていきたい!という方もいます。
心理テストではありませんが、自分の志向に合わすのも方法のひとつです。
まとめ ”自分のスタイルがベスト”
などなど…
こういった要素を参考にして、総合的に判断するのがベストでしょう。
逆に選択できる環境にある方は恵まれてますね☆
まぁ私の考えですが、勉強は自分のやりやすい形で行うのがベストだと思っています。
やりにくい方法で無理やりやっても知識を得られるとは到底思えません。
中学校や高校では勉強スタイルは決められていますが、大人であれば自分に合った勉強方法を選ぶことができます。
費用や立地面を除くと、自分のペースでやっていきたいなら通信講座、仲間もいてプロ講師から講義を受けたいなたスクール、といった感じでしょうか。
いずれにせよ、資料請求から自分に合った講座やスクールを見つけてください。