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社労士を目指しているけど、実際のところ年収や給料って気になりますよね。
合格して晴れて社労士デビューしたとしても、予想外の収入だと喜びもあれば落胆もあるでしょう。
ここでは、厚生労働省の統計データをもとに社労士の平均年収について解説しています。
分かりやすく、総平均、企業規模別、男女別、年代別、年収推移に統計データをまとめていますので、参考にしてみてください。
(統計データ出典:厚生労働省 賃金構造基本統計調査)
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社会保険労務士の平均年収は?
令和元年の賃金構造基本統計調査のデータを参考に見てみると、
社会保険労務士の総平均年収は…
484.9万円です。
平均年収33.4万円×12ヶ月=400.8万円、これに賞与84.1万円を足すと約484.9万円となります。
民間企業の給与所得者の平均年収は433万円なので社労士は1割程度高めの結果となりました。
参考までに…
・勤続年数:13.4年
・労働時間:170時間/月
・超過労働:11時間/月
総平均年収は486万ですが個人差があります。
働き方や企業規模によっても平均年収に違いがあります。
例えば働き方の違いだと、
・独立開業社労士の場合は400~500万円
・勤務社労士の場合は600~700万円
およそこれぐらいだと言われています。
もう少し詳しく見ていきましょう。
企業規模別平均年収
企業規模が3つに分類(10~99人・100~999人・1,000人以上)されており、1,000人以上の大企業クラスが最も高い年収でした。
意外と100~999人の真ん中クラスが最も低い結果に、、
10~99人と1,000人以上の企業では平均月収はさほど変わらないものの、賞与等で大きな差があります。
男女別平均年収
男女別の平均年収を経験年数で分類しています。
経験年数によって変わりますが、男性の社労士の平均年収は約483万円、女性の社労士は約415万という結果です。
女性は男性の年収の85%ですが、賞与等は女性の方が多くなっています。
日本では男女の賃金格差が問題視だれがちですが、日本全体での男女の賃金格差は約75%といわれているため、社労士に関してはその格差小さいといえます。
女性の社労士試験合格者の割合も他の法律系資格より大きいため、今後も社労士は女性の活躍が期待できるでしょう。
年代別平均年収
年代・男女別の平均年収です。最新の調査では20代の方、男性50代の方、女性の60代の方などがいませんでした。
年代別で見てみると、男女ともに基本的には年齢が上がるごとに年収も増えていく傾向です。
社労士はキャリアアップ・年収アップが期待できる職種といえます。
年収推移・一般給与所得者との比較
2010年~2020年における社労士の平均年収の推移です。
一般給与所得者は500万円前後をキープしていますが、社労士は400万円台~700万円台まであり、年によってバラバラです。
というのも、働き方によって年収が大きく変わり、尚且つ調査対象の人数もそこまで多くないことが理由でもあります。
なので平均で上がったからといって、社労士全体の平均年収が上がった、、、とまで言えないのが現状…
しかし、一般給与所得者と比べてもやや高い水準なので、今後も収入面では期待でき、平均年収が大きく下がっていないという観点から、常に求められる存在であることが分かります。