社労士を目指しているけど、実際のところ年収や給料って気になりますよね。
合格して晴れて社労士デビューしたとしても、予想外の収入だと喜びもあれば落胆もあるでしょう。
ここでは、厚生労働省の統計データをもとに社労士の平均年収について解説しています。
分かりやすく、総平均、企業規模別、男女別、年代別、年収推移に統計データをまとめていますので、参考にしてみてください。
(統計データ出典:厚生労働省 賃金構造基本統計調査)
※2021年更新 調査件数がそこまで多くないためあくまで参考に…
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社会保険労務士の総平均年収は?
2019年の賃金構造基本統計調査のデータを参考に見てみると、
社会保険労務士の総平均年収は…
486万円です。
一般的な給与所得者は501万円なので社労士はやや低めの結果となりました。
参考までに…
・勤続年数:8.5年
・労働時間:167時間/月
・超過労働:13時間/月
総平均年収は526万ですが、かなり個人差があり312~927万円まで幅広いです。
それもそのはずで、働き方や企業規模によって平均年収に違いがあります。
例えば働き方の違いだと、
・独立開業社労士の場合は300~800万円
・勤務社労士の場合は400~630万円
およそこれぐらいだと言われています。
もう少し詳しく見ていきましょう。
社会保険労務士 企業規模別平均年収
100~999人の比較的大きめの中小企業クラスが最も年収が高い結果です。
大企業になると平均給与は下がる傾向です。
例えば、人数が少ない独立系のほうが、高収入を得ている可能性があります。
社会保険労務士 男女別平均年収
年度によって変わりますが、男性だから年収が高い(低い)、女性だから年収が高い(低い)といったことはなく、かなり平等な感じです。
むしろ、一般職と比べると、特に女性は男性との差が無く高い方だと思います。
年度によっては女性が男性より60万ほど高い年もあります。
社会保険労務士 年代別平均年収
年代別で見てみると、男女ともに基本的には年齢が上がるごとに年収も増えていく傾向です。
社労士はキャリアアップ・年収アップが期待できる職種ですね。
社会保険労務士 年収推移
過去数年間の社労士の年収推移です。
極端に高い年もありますが、徐々に上がっている傾向です。
この点から、社労士は爆発的なニーズ、短期的なニーズというより、常に求められる存在であることが分かります。
また、一般的な給与所得者と比べてやや高い給与水準です。