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【令和6年度(第56回)社労士試験対策】

社会保険に関する一般常識における白書・統計数値「高齢化率」について、

最新の数値や試験対策のポイントについてまとめています。

 




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 高齢化率は「過去最高」と高齢者人口は「初めて減少」

 高齢化率とは

毎年、総務省統計局が「敬老の日」を迎えるにあたり、統計からみた我が国の65歳以上の高齢者のすがたについて取りまとめたものを公表しています。

その中で総人口に占める65歳以上人口の割合を「高齢化率」といいます。

 ポイント

今年の公表では…

・高齢者人口は1950年以降始めての減少

一方で

・総人口を占める高齢者人口の割合は、前年の29.0%に比べて0.1ポイント上昇し、29.1%と過去最高

・75歳以上の人口が初めて2000万人を超える

10人に1人が80歳以上

となっています。

 

 推移

高齢化率の推移ですが、1950年は5%未満でした。

その後年々上昇して、2000年には17.4%、2005年に20%を超え、2020年には28.6%と、約20年間で10%以上も上昇しています。

高齢化がよく分かる数値ですね。

まだ30%は超えていない状況ですが、そう遠くない未来に超えるかと思います。

 

 高齢化率UP=高齢者人口UPではない

注意すべき点は、「高齢化率が上昇し続けているが、高齢者の人口は減少している」という点です。

高齢化率が上昇すれば高齢者人口も増えると思いがちですが、総人口の増減やその程度によって高齢化率も変わってきます。

なので高齢者人口は減少しても高齢化率が上昇するというのはあり得ることです。

 

 試験対策

試験対策上、高齢化率がおよそ何%なのかという点は過去に何度か出題された経緯があるため、必ず押さえておきましょう。

平成27年度社労士試験では択一式試験で

日本の高齢化率(人口に対する65歳以上人口の占める割合)は、昭和45年に7%を超えて、いわゆる高齢化社会となったが、その後の急速な少子高齢化の進展により、平成25年9月にはついに25%を超える状況となった」

という出題がありました。上記の問題の正答は”正しい”です。

正確な数字を覚えていなくても、

「まだ30%は超えてはいない」という点は試験対策上知っておきましょう。

あと、「高齢者人口は1950年以降初めての減少」「高齢化率が上がったが高齢者人口が減少した」というところ、

“初めて”系は試験に出題される可能性があるので、必ず押さえておきましょう。

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