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先月、令和3年度の年金額改定について記事をアップしました。

令和3年度 年金額の改定について(第53回 令和3年度対策)

令和3年度の改定率は1.000となることから、令和3年度の老齢基礎年金の満額は「780,900円×1.000=780,900円」ということになります。その年金額…徐々に毎年上がっている?それとも下がっているのでしょうか?

 




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 新法施行時より上がっているが…

過去の推移から見ると、新法施行時の昭和61年度は622,800円だったので、年金額は上がっているといえるでしょう。その後、

◆平成元年度   666,000円

◆平成6年10月~ 780,000円

◆平成11年度   804,200円

と、徐々に上がってきていました。しかしその後…

平成15年度…797,000円

平成16年度…法定額780,900円

となりました。ですが、いきなり年金額を下げるのも…ということから物価スライド特例措置というものが適用され、実際の年金額は794,500円でした。

なので、新法施行時から見ると確かに上がってはいるのですが、約25年前の平成6年と比較するとほぼ変わってません…

そして令和3年度からマクロ経済スライドの仕組みの見直しがあり、賃金が物価よりも低下する場合は、賃金の低下に合わせて年金額を改定するようになりました。

つまり、約20年前の平成11年度804,200円の水準まで上がるのは、もう少し先になりそうですね…(/・ω・)/

 保険料は上がってます!

そして保険料…新法施行時の昭和61年度は7,100円…現在はというと、令和2年度は16,540円…え?めちゃくちゃ上がってる…なんと2倍以上になってますね…

以下は1990年からの保険料の推移です。

国民年金保険料推移

(引用データ:日本年金機構)

毎年とは言えないものの、確実に年金保険料が上昇しています。

ほんで少子化…現役世代は何かと支出が多いので、とにかく負担が大きいですね。この先どうなることやら…と思います(‘_’)

 

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