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令和5年度(第55回)社労士試験の選択式の「国民年金法」の予想解答・各問の難易度・解答方法について解説しています。
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【第55回】国民年金法 選択式
国民年金法の選択式問題の予想解答・各問の難易度です。
全体的には易しい~普通レベルかと思います。
今年の国民年金は、国民年金事業の円滑な実施、国民年金の給付、被保険者の要件からの出題でした。
【 A・B・C 】欄について
A欄
難易度:易しい
正解 :① 教育及び広報
B欄
難易度:易しい
正解 :⑦ 相談その他の援助
C欄
難易度:普通
正解 :⑳ 利便の向上
第74条第1項
政府は、国民年金事業の円滑な実施を図るため、国民年金に関し、次に掲げる事業を行うことができる
(1) 教育及び広報を行うこと
(2) 被保険者、受給権者その他の関係者(以下「被保険者等」という。)に対し、相談その他の援助を行うこと
(3) 被保険者等に対し、被保険者等が行う手続に関する情報その他の被保険者等の利便の向上に資する情報を提供すること
国民年金事業の円滑な実施を図るための措置からの問題です。
これは何回も出てきた規定がまた出てきました。おそらくラッキー問題ではないでしょうか。
平成23年度の選択式で同じ箇所が空欄になっています。そのときは「教育及び広報」「相談その他の援助」そして「情報」が空欄になっていました。10年以上前ですが、同じ箇所が空欄になるケースもあるため過去問での選択式対策も侮れないところです。
【 D 】欄について
難易度:易しい
正解 :⑰ 必要な給付
第2条 (国民年金の給付) 国民年金は、前条の目的を達成するため、国民の老齢、障害又は死亡に関して必要な給付を行うものとする
レベル的にはかなり易しいですが、「保険給付」と間違えないよう注意が必要です。
というのも、国民年金法では「保険給付」ではなく「必要な給付」ですが、厚生年金保険法では「保険給付」となりますので、混同しやすいところです。
【 E 】欄について
難易度:普通
正解 :②国籍
被保険者の要件の問題です。
第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者の共通点は「国籍要件」が問われない点ですので、正解肢は「国籍」となります。
基準点引き下げ(救済)について
国民年金法の基準点引き下げ(救済)ですが、全体的に易しいレベルでしたので救済は無いと予想します。
通信講座・予備校11社を調査したところ、2社は候補に挙げていましたが、過去に同じ箇所が論点になり、その年は救済になったという理由があります。しかし、過去の平均点は関係なく、今年の平均点がどうなるかで大きく変わるため、恐らく難易度的にも無いと思います。
まとめ 4点とりたい
国民年金法については、問題文1が過去に何度も出題されている規定で、A・B・Cは簡単でした。Dは本質を理解しているかを問う問題でしたので、もしかしたら間違えた方もいたかもしれません。
しかしそれでも4点は取れるレベルですので得点を稼ぎたいところです。
注意点
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