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社労士試験の特徴の一つ…科目が多い上に出題範囲が広い…受験生からするとやっかいなジャンルです。

全部で10科目に分類されますが、どの科目から、どういった順序で学習すれば効率が良いのか…

特に初めて社労士試験の学習する方は、分からないという方もいるかと思います。

どの順序で学習を進めていけば効率が良いのか…今回は私の経験を元に紹介していきます。

 




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社労士試験は10科目

社労士試験は10科目に分かれています。

①労働基準法
②労働安全衛生法
③労働者災害補償保険法
④雇用保険法
⑤徴収法
⑥労務管理その他労働に関する一般常識
⑦健康保険法
⑧国民年金法
⑨厚生年金保険法
⑩社会保険に関する一般常識

色分けしましが、更に大きく、

①~⑥は労働保険関連

⑦~⑩は社会保険関連

に分類できます。

 

基本的な学習順序

通信講座の入門テキストや基本テキストを見みると、科目は以下の順になっているケースが多いです。

1. 労基
2. 安衛
3. 労災
4. 雇用
5. 徴収
6. 労一
7. 健保
8. 国年
9. 厚年
10.社一

労働保険関連をざっと学習して、それから社会保険関連を学習する流れです。

労働保険関連は…

労基は労働保険関連の基礎知識を学習します。

労衛は働く場所での具体的な決まり事を学習します。

労災や雇用では立場の弱い労働者を守る権利や補償、救済について学習します。

徴収では具体的な保険料の徴収について学びます。

社会保険関連については、

健保で歴史ある社会保険制度を学習します。

国年で年金制度の基礎を学習します。

厚年で発展した年金制度を学習します。

 

このように、労働保険も社会保険も段階的に学習していけるような構成になっています。

基本的にはこの流れが良いでしょう。私も最初はこの順序で学習をしました。

一度決めた流れは、学習のリズムをつかむため、更に記憶を定着させるためにも、あまり変えない方が良いでしょう。

 

一般常識の学習はいつのタイミング?

あれ?一般常識は?となりますね。そう、2科目あります。

労一社一は、出題範囲がかなり広いので毎年受験生を悩ませています。

しかし、基本的な問題が出題されやすいので、過去問をこなしながら最新の情報等をきちんと押さえていけば合格は狙えます。

どちらも他の科目から派生した法律、関連する細かい法律などを学習します。

なので、労働保険関連の総まとめ、社会保険関連の総まとめ、といった感じではありません。

一つの科目として捉えます。

そして一般常識を学習するタイミングですが…方法として2パターンかと、

A 労働保険関連の最後に労一、社会保険関連の最後に社一といった流れ

B 他の8科目が終わった後で一般常識をまとめてやる(労一 ⇒ 社一)

Aパターンの方もいるでしょうが、私はBでいきました。

最後にまとめてやるほうが自分的にはやりやすかったのと、深く掘り下げる他の8科目と比べて、学習が比較的広く、浅くといった感じになるので、学習テンションが大きく変わります。なのでBパターンのように最後にやりました。

労基・安衛・労災・雇用・徴収

健保・国年・厚年

労一・社一

上記の順ですね、

つまり、大きく、労働保険関連】⇒社会保険関連】⇒一般常識関連という順になります。

個人的には、この順序が最も効率的であるのかなと思います。

先ほど解説した通り、順序立てて理解を深めていけるから…きちんとプロセスが組み立てられます。

 

 

学習アレンジは3周以上してから

ある程度学習が進むと、得意な科目と不得意の科目が出てきます。

それが自分で把握してくると、苦手科目を中心に学習する必要が出てきます。

この”苦手科目集中学習”は、ある程度学習を周回してからが良いでしょう。

いきなり順序をアレンジしてしまうと、本来得意科目である分野が疎かになってしまう可能性があり、更に横断的な理解が不足して結果的に効率が下がる原因となります。

これでは効率が悪いので、少なくとも3周以上してからにしましょう。

まずは十分に“浅く広く”を繰り返し、その上で苦手対策を講じるよう心がけるのが得策です。

3周目までは理解が弱い部分があってもOK、それを繰り返し、その上で重点対策、苦手対策をしましょう。

きちんと社労士試験の基本的な順序から入って、順を追って理解を深めたうえで苦手分野に取り掛かるようにしましょう。

 

リベンジ組はどうする?

初学の場合はこれまで解説したような流れが基本になりますが、受験が2回目以上のリベンジ組はイレギュラーな順序で学習する方もいます。

年金科目が苦手だから国民年金・厚生年金からスタートしたというケースもあり、受験経験があり、基礎知識が身に付いている方は自分なりの学習スタイルで進めるのも方法の一つでしょう。

苦手科目が明確なのであれば、それを重点に対策するのもありかと思います。

 

まとめ

社労士試験は出題範囲が広いですが、各科目が相互に深く関わり合っているのも特徴です。

何周か学習するうちに、他の法律との関係性の中で「なるほど!ここは、あそこはこういうことだったのか」と理解が進むポイントが出てきます。

なので初学の方は、段階を踏んでいける「労働保険関連」⇒「社会保険関連」⇒「一般常識関連」の流れをお勧めします。

リベンジ組は基本的な流れをベースに、苦手分野を中心とした流れが得策かと思います。

 

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