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社会保険労務士(社労士)試験は全部で10科目あります。
その中でも対策が難しい「社会保険に関する一般常識」について、攻略ポイントを紹介します。
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「社会保険に関する一般常識」の基本的な攻略ポイント
一般常識は「労働保険」と「社会保険」の2種類がありますが、どちらも基本的な攻略法は同様です。
出題率・出題傾向をつかむ
出題率の高い科目と出題率の高いポイントを中心に学習します。
なんせ社会保険に関する一般常識は範囲が広いので、すべてを完璧にするのは少々時間の無駄かと思います。
※もちろん、社労士試験合格という面で
やっても良いのですが、他の科目と混同してしまい、試験合格のための知識が薄れてしまう可能性があります。
頭がパンクして必須の基礎知識がおろそかに…なんてことになりかねません(;´Д`)
なので、、、
・これまで出題されてきた科目を中心に学習する(過去問等)
・更に出題されてきたポイントを中心に学習する
が、時間的にも知識的にも学習効率が良いかと思います。
関連法令をおさえる
社会保険に関する一般常識は、一見範囲が広いためやる気が無くなりそうですが、「労働保険」の一般常識よりは点数を取りやすい科目とされています。
・出題範囲が白書より関連法令よりなので学習しやすい
・ある程度、難易度が安定している
といった理由からです。
この白書より関連法令の方が出題されるという点がポイントですね。
基本的な対策を繰り返すことで、一見難しそうな「社会保険に関する一般常識」の点数が伸びた!という方も多いです。
私もその一人で、意外と点数取れるなぁ~と感じていました。
白書より関連法令の方がよく出ますし、出題内容も比較的ベーシックな問題が中心なので、しっかりと基礎を抑えておけば高得点を狙える科目です。
社会保険に関する一般常識の中での重要な箇所
大きく3つあります。
1.社会保険関連諸法令
この中でも良く出るのが、
・国民健康保険法
・船員保険法
・介護保険法
・
・児童手当法
・社会保険労務士法
このあたりです。
いや、多!って思うかもしれませんが、一つひとつの学習量はそこまで多くありませんし、理解しやすい科目です。
これらに関しては、テキストでの重要なキーワードを中心に、全ての範囲をくまなく理解できるように学習しましょう。
2.社会保険の変遷
いわゆる社会保険の歴史ですね。
実は、「制度の成り立ち、移り変わり」などの変遷に関しては、社会保険に関する一般常識でよく問わる箇所です。
どのような時代背景から、どのような歴史を経て今に至るのか、制度の内容だけでなく「変遷」も理解しておきましょう。
よくテキストには「年表」が掲載されているので、それをチェックしておくと良いです。
中には年代を問われる問題もあります。
3.白書
労働保険の一般常識と同じく、白書の内容をすべて学習するのは時間の無駄です。
・テキストに記載されているチェックポイント
・白書内でも大きなポイントとなっているところ
・ニュースなどで話題になったところ
・過去問で問われたところ
などを中心に、試験に狙われるポイントのみを効率良く学習するのが得策です。
まとめ
基本的には、「労働保険」と「社会保険」の一般常識対策は同様です。
・範囲が広大
・白書からの問題
・変遷
あまり広く手を出し過ぎると他の科目がおろそかになってしまうので、基本的なポイントを中心に、よく似たキーワードや数字に注意して学習を進めていってください。
労働保険の一般常識より高得点が狙えます。
※私は労働保険の一般常識のわずか1点でやられました…
社会保険に関する一般常識は基礎知識をしっかりと学習することで得点を伸ばせるので、難しく考えずコツコツと知識を高めていきましょう。