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先日は令和5年度(第55回)社労士の合格発表が行われました。

今年は選択式試験の合格基準点は「26点以上、全科目につき3点以上」が基準となりましたが、毎年話題になる「基準点引き下げ(救済)」は昨年に続き、無しという結果でした。

これまでは毎年、何等かの科目で引き下げがあったのですが、引き下げがなかったのは合格基準点が公表されるようになってから3度目…

平成19年、令和4年度、そして令和5年度です。

 

今回は各予備校で「基本的には救済無し」の予想が多かったので、予想通りといればそうなのですが、中でも雇用保険法で引き下げの可能性があるというのが目立っていました。

なぜ雇用保険法の救済が無かったのか…ですが、

科目別の基準点の引下げについては、各科目の合格基準点(選択式3点、択一式4点)以上の受験者の占める割合が、5割に満たない場合は、合格基準点が引き下げ(救済)されます。

そして、令和5年度の選択式の「雇用保険法」ですが、2点以下の割合が58.6%なので、この基準を満たしています。

<令和5年度 社労士試験>

ん?でも引き下げ無し?と思いますが、実は、引き下げ補正した合格基準点以上の受験者の占める割合が7割以上の場合は、試験の水準維持を考慮して、原則引き下げを行わないことになっています。

今回の選択式の雇用保険法は、2点以上に補正してしまうとこれに該当することになるため、補正がありませんでした。

平均点の割合だけで見ると期待してしまうのですが、補正後の条件を満たしていなかったというわけです。

今年は救済が無いかも…と思っていながらも、内心期待していた方も多いかと思います。

これによって合格を逃した方も少なからずおられるでしょう。

悔しさをバネにし、ぜひ来年も挑戦してほしいと思います(‘ω’)ノ

 

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