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令和5年度(第55回)社労士試験の択一式の平均点について、

総得点の平均点、科目別の平均点と難易度、昨年との比較を解説しています。

選択式はこちら

 




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 第55回社労士試験 択一式 平均点

今年の第55回社労士試験【択一式】の合格基準点は45点以上でした。

総合の平均点は31.8点と、昨年の令和4年度(第54回)より+0.9点という結果です。

よって、難易度は昨年より易しくなったと言えます。

 

 科目別の平均点

例年通り4点の割合が多いですが、今年は5点割合が2科目、7点の割合が1科目と高い水準でした。※厚生年金だけが3点

そして最も易しい科目としては、国民年金の5.5点、次いで健康保険・雇用保険の4.7点でした。

最も難しい科目としては厚生年金の3.9点、今年も救済はありませんでしたが、唯一可能性として候補に挙がっていた科目です。

年金科目は得点源になりやすいのですが、今年は厚生年金の出来次第で合否が変わった方も少なからずおられるでしょう。

 

 直近5年間の推移

・令和元年:(平均点)30.2点(合格基準点)43点

・令和2年:(平均点)31.5点(合格基準点)44点

・令和3年:(平均点)32.3点(合格基準点)45点

・令和4年:(平均点)30.9点(合格基準点)44点

・令和5年:(平均点)31.8点(合格基準点)45点

直近5年間の全受験者の平均点・合格基準点の流れを見ると、択一式の合格基準点は全受験者の平均点に比例していることが分かります。

今年は令和2年の平均点に近いため、同様に合格基準点が45点になりました。

救済が入りにくく、比例しているので予想しやすいように思いますが、問題の難易度によって合格基準点が変動するため、具体的に何点以上とれば合格という予想は難しいのが現状です。

ただ!ここ数年の合格基準点が43~45点をウロウロしている感じなので、46点以上は最低ライン、47点以上で安心ラインになるかと思います。

 

 合格基準点以下(3点)が多かったのは…

合格基準点に満たない3点以下の割合です。(0点~3点の割合)

・労基労衛:37.6%
・労災  :30.0%
・雇用  :29.8%
・労一社一:35.9%
・健康  :29.6%
・厚年  :46.6%
・国年  :25.0%

3点以下の割合が最も高いのは厚生年金でした。ちなみに2点以下の割合も30.5%と最も高いです。

半数までは届きませんが、約半数近くの受験生が3点以下という結果です。

それ以外では労働基準法・労働安全衛生法がやや低めです。毎年受験生が苦手な判例や事例が出るので、対策は必須です。

労基労衛以外でも事例・判例問題が出てきているので対策として取り入れていく必要があるでしょう。

 

 昨年の平均点との比較

科目別の平均点、昨年との比較です。

※昨年より平均点が上がっていれば、今年は難易度が下がったことになります。
一方、昨年より平均点が下がっていれば、今年は難易度が上がったことになります。

労基衛:昨年4.7点⇒今年4.2点 難易度上がった

労災 :昨年4.3点⇒今年4.5点 難易度下がった

雇用 :昨年4.6点⇒今年4.7点 難易度下がった

一般 :昨年4.3点⇒今年4.3点 難易度同じ

健保 :昨年4.3点⇒今年4.7点 難易度下がった

厚年 :昨年4.6点⇒今年3.9点 難易度上がった

国年 :昨年4.0点⇒今年5.5点 難易度下がった

全体的な平均点は、昨年30.9点から今年31.8点ということで、全体的に難易度は易しくなった結果です。

選択式の難易度が上がった分、択一式で調整したような…厚生年金が極端に難易度が高いですが、厚生年金を4点以上確保できればあとは得点を稼げる科目が多かったように思います。

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