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社労士試験は試験範囲が広大です。
なので、試験本番まで出題範囲をカバーしきれずに本試験…といった“間に合わない”ケースもあり得ます。
これ…結構危険で合格が遠ざかります。
社労士試験は総得点だけでなく、各科目にも合格基準が設けられています。
つまり、間に合わず学習できなかった科目や範囲があると、そこが落とし穴になってしまい、
「総得点では合格基準に達しているのに科目別で落ちた…」
こんな事態になってしまいます。
そこで今回は、試験本番に間に合うために、ゴール(目標)から逆算する学習スケジュール作成について紹介していきます。
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逆算スケジュールで合格を目指す
どのようにすれば、学習期間内で試験範囲を網羅した学習ができるのか…
その方法は簡単で、1つのポイントを押さえるだけです。
それが、「逆算スケジュール」です。
もちろん、試験1ヶ月前に立てるものではありません。
当サイトでは6ヶ月で社労士試験に合格するノウハウを紹介していますが、その6ヶ月前のこれから学習に入る段階で逆算のスケジュールを立てます。
私が推奨しているスケジュールはこちらで公開しているので参考にしていみてください。
まずは1ヶ月単位でスケジュールを組む
試験日程はある程度決まっているので、本試験までの学習内容をピークに持っていけるように逆算でスケジュールを事前に立てます。
逆算スケジュールの立て方としては、まず1ヶ月単位で区切ると分かりやすいです。
8月は横断、白書、法改正
7月は横断、白書、法改正、模擬
6月は健康・厚年・国年・一般
5月は健康・厚年・国年・一般
4月は労基・労衛・労災・雇用・徴収
3月は労基・労衛・労災・雇用・徴収
2月は入門・基本テキスト一読
続いて1ヶ月内のスケジュールを立てる
そして当月になったら1週間のスケジュールを細かく立てていきます。
3月の学習科目が労基・労衛・労災・雇用・徴収なら、
・3/1~3/5まで労基分野をこなす
・3/6~3/9まで労衛をこなす
・3/10~3/15まで労災をこなす
・3/16~3/20まで雇用をこなす
・3/21~3/25まで徴収をこなす
・3/26~3/31まで労基~徴収の総横断をする
といった感じです。
更に1日のスケジュールを立てる
1日の読むべきテキストページ数まで把握しておきましょう。
最初の3/1~3/5の5日間は、労働基準法の科目をやります。
基本テキスト内の労働基準法科目の学習ページが100ページなら、単純に5日で割れば1日20ページという感じです。
これを1日の学習目標として読んでいき、もちろんこれを超えてもOKでどんどん読み進めていきます。
軌道修正を繰り返す
スケジュールより早く進めばその分横断整理ができたり、問題をこなす時間にあてられます。※ボーナスみたいなもんで捉えましょう。
逆にペースが遅れると、それを取り戻すためにスケジュールを調整しましょう。
放置しておくと代償が大きくなるので、遅れたらすぐにスケジュール調整を行うのが得策です。
テキストを読む、問題をこなすスピードは、初めは遅いかもしれませんが、徐々に知識が付いてこれば勉強スピードがどんどん上がってきます。
速読できるくらいまでなれば大したもんですね。
まとめ
このように、目標、計画を逆算スケジュールで立てていくことで、ゴールまでの進捗状況、余裕なのか、ビハインドがあるか等、常に自分の位置を確認しながら進めていけます。
目標無しでいきなりスタートしてもお先真っ暗です。
ゴールに対する自分の位置さえ把握しておけば、試験本番まで間に合わない!ということにはなりません。
遅れがあれば常に気付けるので、その都度修正できます。
特に社労士試験の受験が初めての方は、ぜひ逆算スケジュールを取り入れてみてください。
学習の途中で軌道修正を繰り返すことで、間違いなくゴール(目標)に近づくことができます。