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社労士試験の厄介なところの一つとして、税理士試験のように科目別に合格を積み重ねていくことができません。
なので、総得点が合格ラインを超えており、更に各科目の合格ラインをクリアする必要があります。
たとえ総得点がクリアしていても、1科目、あと1点足りなくても不合格になることもあります。
ですが、社労士試験は全部で10科目あります。その中でも苦手科目があるのは当然のことかと思います。
私は年金科目が思いっきり苦手でした…苦手な方も多いと聞きます。
苦手科目を得意科目でカバーすることができないため、社労士試験では苦手科目をそのまま放置するのはNGです。
ここでは、苦手意識が高い「年金科目」のちょっとした攻略方法について解説しています。
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年金2科目でも国民年金がベース
年金科目の攻略ポイントとしては、「国民年金」に注力することです。
年金科目は2科目(国民年金と厚生年金)ありますが、どちらかといえば国民年金の方が難易度としては低めです。
平均的なことですが、これまでの社労士試験の実績からみても国民年金は比較的易しい分野で、出題傾向もはっきりしています。
嫌~な奇問難問も少な目で、選択肢のボリュームが他科目と比べて少ないこともあり、対策としてはし易い科目です。
国民年金については、「本則」や「経過措置」に関わる理解を固めて、過去問等の答練を繰り返したり、過去問に記載されている解説で論点を確認しておけば高得点を狙える科目です。
ただ、どの科目でもそうなのですが、出題傾向については独学より、プロ講師(通信等)の力を借りることをお勧めします。
そして国民年金に注力する理由として、国民年金と厚生年金では同一事由に対する給付制度が多いため、国民年金で年金制度の基礎を固めることができます。
制度自体も二階建となっており、一階が国民年金なのでベースを固めることで厚生年金が付随してくるようなイメージで学習すると良いかもしれません。
その基礎を固めたうえで、国民年金・厚生年金それぞれの観点から知識を深めていきましょう。
年金科目はややこしい…2科目あるので余計に難しい…と苦手な方も多いですが、国民年金の土台の上に厚生年金があることを意識すれば、比較的理解も進みやすいかと思います。
厚生年金の対策すべき分野は?
厚生年金の対策としては、過去の出題傾向を確認し、国民年金を軸にして横断的で取り組むのが良いかと思います。
注力すべき分野としては、以下の3つ
●老齢厚生年金 障害厚生年金 遺族厚生年金
●被保険者(被扶養者) 保険料 届出
●通則 基金
これらの分野は押さえておくべき項目で、これらを軸に勉強を進めると効率良く進むかもしれません。
国民年金と違って、奇問難問が出題されることもありますが、これらは時間稼ぎの「罠」としてスルーしてもOKかと思います。
もちろん得点につながれば良いことですが、極端に難しい設問の理解にとらわれ過ぎると時間の無駄になります。
苦手意識を無くす
国民年金と厚生年金…
国民年金をベースに理解を進め、それぞれの制度の特徴や出題傾向から対策を行うのが良いかと思いますが、あまり苦手意識を高めないことも重要かと思います。
私もそうでしたが、ネガティブに考えていると学習にも力が入りません。
国民年金なんかは、過去問をやると意外と正解できたりしたので、これが自信につながったします。
時間は掛かるかもしれませんが、年金科目は少し時間を掛けて基礎を学習すれば理解できるようになるかと思います。
身近な人に話を聞くのも得策!
年金は実際の生活でも身近なものなので、余裕があれば周囲の方に年金の話を聞くとイメージしやすいかもしれません。
規定だと固い感じですが、リアルな話を聞くとそうゆうことか!と理解できることもあります。
あと、苦手と感じるのは自分だけでなく、その他の受験生も同じです。
ここで差を付けることができれば合格にも近づくことができます。
これを克服できればライバルと差を付けられる!とポジティブに考えて年金科目を攻略しましょう!
もちろん、完全独学では対策が難しいので、通信講座等のプロのサポートを強くお勧めします。
例えば、社労士講座フォーサイトのように年金科目だけに特化した単科講座もあります。
フルセットを受講するより安いので、ぜひ検討してみてください。以下公式↓↓
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