今回は社会保険に関する一般常識の科目にある、白書・統計数値「国民医療費」についてです。

最新版が令和3年11月に厚生労働省の公式サイトで公表されました。。

ここでは最新の国民医療費の数値・試験対策のポイントについて解説しています。

 




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 国民医療費

国民医療費とは、当該年度内の医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用を推計したものです。

この費用には、医科診療や歯科診療にかかる診療費、薬局調剤医療費、入院時食事・生活医療費、訪問看護医療費などが含まれています。

分かりやすく言うなら「医療保険等が適用される医療に要した費用」です。

毎年、厚生労働省が最新の国民医療費を公表しており、社労士試験でもその内容が出題されています。

なので、必ずチェックしておく必要があります。

【最新の国民医療費】

最新の国民医療費については、令和3年11月9日に「令和元年度 国民医療費」が公表されています。

内容として、

令和元年度の国民医療費は44兆3,895億円、前年度の43兆3,949億円に比べ9,946億円、2.3%の増加

人口一人当たりの国民医療費は35万1,800円、前年度の34万3,200円に比べ8,600円、2.5%の増加

国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は7.93%(前年度7.79%)、国民所得(NI)に対する比率は11.06%(同10.79%)

いずれも長期的に増加傾向となっています。

なので、国民所得に対する比率は、過去の出題に比べてかなり高くなっています。

【制度区分別】

制度区分別にみると、

公費負担医療給付分は3兆2,301億円(構成割合7.3%)、医療保険等給付分は20兆457億円(同45.2%)、後期高齢者医療給付分は15兆6,596億円(同35.3%)、患者等負担分は5兆4,540億円(同12.3%)

となっています。

この中で、医療保険等給付分は45.2%と半分近く占めていて最も大きな割合です。

続いて後期高齢者医療給付分が35.3%、つまり3分の1が高齢者医療ということです。

過去の出題では、この割合が空欄になりました。

 過去の出題内容と試験対策

【平成17年度試験 選択式】近年、国民医療費は経済(国民所得)の伸びを上回って伸びており、国民所得の約( D )%を占めるに至っている。中でも国民医療費の( E )を占める老人医療費の伸びが著しいものとなっている。

こういった出題がありました。

正答はDが8 Eが3分の1です。

こうった細かい数字が絡む分野では、細かい数字より「傾向」「大体の割合」「もっとも大きい(小さい)項目」この点をポイントとして押さえます。

なので、細かい統計数字を正確に把握しておく必要はありませんが、おおよそどれくらいなのか、という点はチェックしておきましょう。

また、選択式だけでなく、択一式でも出題実績があるので、国民医療費の動向も把握しておきましょう。

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