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第55回社労士試験選択式合格ライン救済予想難易度

 

令和5年度(第55回)社労士試験【選択式】の予想合格基準点・救済の可能性・各科目の難易度や講評についてまとめています。

正式な合格発表は2023年10月4日ですが、それまでの合否判定の参考にしていただければと思います。

解答速報についてはこちらで公開中

第55回社労士試験 択一式試験の講評はこちら

 




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 第55回社労士試験【選択式】予想合格・救済の可能性・難易度・講評

 全体像

今年の選択式の全体像として、極端に難しかったり、易しかったりするのではなく、比較的得点しやすいレベルです。

ただ、判例や事例、長文の選択肢などもあり、時間が掛かった問題も多かったと思います。

例年通り、労働保険科目はやや難しいレベル社会保険科目は比較的得点しやすかったといえます。

 

 合格基準点【予想】

合格基準点については、昨年と同程度の27点(-1点)の予想です。

26点もあり得ますが、28点以上はいかないと予想しています。

難易度から、労災保険・社会一般・健康保険の3科目で得点を稼ぎ、それ以外は3点取っておきたいところです。

 

 各科目の難易度【予想】

第55回社労士試験選択式難易度

■ 普通~やや難しい:労一・厚年

■ 普通:雇用・社一

■ 易しい~普通:労基労衛・健保・国年

■ 易しい:労災

各予備校の評価と照らし合わせ、難易度は上記の通りまとめています。

 

 基準点引下げ(救済)の可能性

救済無しの予想ですが、その中でも判例と長文の選択肢で紛らわしい問題があった「労働一般」、更に「厚生年金」「雇用保険法」も候補として一部から挙がっています。

受験生の正答次第では2点に引き下がる可能性がありますが、1点まで下がることは無いと思います。

 

 各科目の講評【選択式】

 労働基準法・労働安全衛生法

予想レベル:易しい~普通

労働基準法は例年通り、判例の問題が出題されました。Aは基本的な内容で、B・Cは見たことが無い文章かもしれませんが、落ち着いて考えれば文脈と選択肢から正しいものを選ぶことができるレベルです。
労働安全衛生法はD・Eともに簡単な問題でしたので確実に取りたいところです。

救済の可能性救済の可能性は低い

ポイント:B以外は取りたい、特にDとEが確実に正解できているか

 

 

 労災保険法

予想レベル:易しい

労災保険法については、A~Cは休業補償給付に関する問題で、基本的なレベルでした。問題文2は社会復帰促進等事業の問題でこちらも基本的なレベル…全問正解できる内容で得点を稼ぎたい科目です。

救済の可能性救済の可能性なし

ポイント:A~Cは確実に、全問正解できるレベル

 

 

 雇用保険法

予想レベル:普通

雇用保険法は例年通り、数字に関する空欄がいくつかでました。A・Bは技能習得手当の問題で、Aは過去にも出題されているため過去問対策していた方は特に難しいレベルではなかったと思います。C・Dは日雇労働求職者給付金の問題で、いずれも基本的な問題ですがDで迷った方も多いでしょう。Eは受給期間の延長の問題で、これが事例問題となっているため難しいレベルでした。3点確保は難しくありませんが、もしかすると基準点引き下げ(救済)の可能性もゼロではありません。

救済の可能性救済の可能性は低い

ポイント:A~Cで3点確保、D・Eは普通~難しい

 

 

 労務管理その他の労働に関する一般常識

予想レベル:普通~やや難しい

労務管理その他の労働に関する一般常識については、問題文1から判例でした。文脈と選択肢から正しいものを選べなくはないですが、選択肢の文章が長く、とても紛らわしいため間違えた方も多いかもしれません。問題文2は労働者派遣法で正解できるレベル、問題文3は最低賃金法でEは基本的な問題、Dが難しい問題でした。問題文1の正答状況によっては救済もあり得ると思います。

救済の可能性問題文1の正解率によっては救済の可能性あり

ポイント:C・Eで2点確保し、その他で1点正解しておきたい

 

 

 社会保険に関する一般常識

予想レベル:普通

社会保険に関する一般常識については、A~Dまで基本的な内容ですので正解しておきたいところです。Eが白書からの出題で知っているかどうかで正誤が分かれますが、A~Dで得点できれば問題ありません。つまり捨ててもOKな問題です。4点は取れるレベルなので救済は無いと思います。

救済の可能性救済の可能性は低い

ポイント:A・B・Dの数字で3点取れる

 

 

 健康保険法

予想レベル:易しい~普通

健康保険法は例年通り数字問題がありました。とはいえ基本的な問題でしたので正解できるレベルです。ただ、Cの高額療養費算定基準額については覚えていないと正解できないかもしれません。A・Dは数字ではありませんが基礎レベル、得点を稼げる科目で3点以上は取れるので基準点の引下げ(救済)はないでしょう。

救済の可能性救済の可能性はない

ポイント:A・B・Eは確実にとりたい

 

 

 厚生年金保険法

予想レベル:普通~やや難しい

厚生年金保険法は珍しく難易度がやや高めでした。C・Dが事例問題で時間を掛けて解く問題だったので、間違えた方も多いかと思います。それ以外は基本的な問題で正解できるレベルです。可能性は低いですが、C・Dの正答状況によっては救済もあり得ます。

救済の可能性救済の可能性は低いがC・Dの状況によってはあり得る

ポイント:C・Dは難しいのでそれ以外で何とか3点取りたい

 

 

 国民年金法

予想レベル:易しい~普通

国民年金法については、問題文1のA・Bが過去に出題されたところで、空欄も同じ箇所でした。その他は基本的な問題で正解できるレベルですが、知識が曖昧な場合は選択肢に迷った方もいるでしょう。可能性は低いですが、過去に出題された年度は救済が入っているため、もしかするとあるかもしれません。

救済の可能性救済の可能性は低い

ポイント:全体的に何とか3点以上は取れるレベル

 

以上、第55回社労士試験選択式の合格基準点や救済予想、各科目講評まとめでした。

科目別の詳しい考察などは後日更新していく予定です。

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注意点

・予想合格基準点や救済、講評はあくまで予想ですので、本試験の結果の合否を保証するものではございません。正式発表は2023年10月4日の発表をお待ちください。
・解答に関する質問は受け付けておりませんのでご了承ください

 

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