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今年、実施された令和4年度(第54回)社労士試験の結果より、
合格者数は2,134人と、前年より800人くらい減少しました。(前年2,937人)
合格率も5.3%と、前年の7.9%から大きく低下しました。
低かった2015年度の2.6%や、2016年度の4.4%より高いですが、
昨年度までの5年間は6~7%台、2014年以前の20年間はほぼ7~9%台で推移していたため、今年の社労士試験の合格率は低い水準でした。
ちなみに過去3番目に低い合格率です。
合格基準点は、
選択式試験は、総得点27点以上(各科目3点以上 補正科目なし)
毎年何等かの科目が基準点引き下げ(救済)となるのですが、救済が無かったのは合格基準点が公表されるようになってから2度目のことです。(平成19年度以来2度目)
択一式試験は、総得点44点以上(各科目4点以上 補正科目なし)
択一式の科目別の基準点は、平成30年度試験以降引下げはなく、今年度も救済科目はありませんでした。
しかし、誤問が目立ちますね。今年は健康保険法で2問が二重正答(答えが2つ)でした。どちらかをマークしていれば正解となりますが、それ以外をマークしている場合は不正解となります。
全員正解扱いではありませんが、総合の合格基準点に影響したでしょう。
簡単にですが、今年の社労士試験の特徴としては、
・合格者減少(昨年より800人も減少)
・合格率が低い(ワースト3)
・選択式で救済無し(H19以来)
・択一式は二重正答が基準点に影響か
といった感じです。
以下でも詳しく解説しています↓
詳しく>令和4年度(第54回)社会保険労務士試験の試験結果・合格発表まとめ
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