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ここでは過去20年間【平成14年度~令和3年度】の社労士試験選択式における、合格基準点の総得点、基準点引き下げの救済科目についてまとめています。
これから社労士試験を目指す方、リベンジの方も過去のデータを参考にしてみてください。
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過去20年間(平成14年~令和3年)社労士試験 選択式の合格基準点・救済科目まとめ
合格基準点
過去20年間(平成14年度~令和3年度)の社労士試験選択式の合格基準点をまとめています。
この期間での最低点は21点、最高点は28点と差が大きいです。
20年間の期間でみると、近年は比較的25点前後に落ち着いてきている感じです。
20年間での平均点が24.7点であることから、今年度の令和4年度社労士試験でも最低25点以上、できれば26点以上が基準になってくるかと思います。
救済科目
過去20年間(平成14年度~令和3年度)の社労士試験選択式の救済科目をまとめています。
合格基準としては各科目3点以上が必要ですが、受験生の正答状況、合格者数等によって基準点が引き下げられることがあります。※救済
この救済ですが、選択式は問題数が少ないため、特に引き下げの対象になりやすいです。
択一式とは逆で、圧倒的に救済措置が多いです。
基準点引き下げの平均率ですが、過去20年間では32%です。約3割の確率で何れかの科目が救済になる可能性があります。
これまで救済が無かったのは過去20年間で1度のみ(平成19年)ですが!!!
今年は各所で救済無しと予想しているところがほとんどです。
ちなみにこれまでの救済数は、
労働保険科目が19回、社会保険科目が32回と、救済は確率論ではありませんが、圧倒的に社会保険科目の救済が多いです。
更に科目別での救済数を見ると、最も救済が多い順として、
9回:社一・健保・厚年
8回:厚年
6回:労基労衛・国年
5回:労一
4回:労災・雇用
労一は昨年の令和3年度で1点救済がありました。
これを予想していたところはほとんど無かったので、今年も救済科目については最後まで分かりません。
しかし、難易度的に見るとやはり昨年より下がったように思います。
まとめ
過去20年間(平成14年度~令和3年度)の社労士試験選択式からみると、令和4年度については、
◆合格基準点の平均が24.7点で、近年の傾向から最低でも25・26点以上は確保すべき
◆3割の確率でいずれかの科目が救済になっている
◆社会保険科目の救済数が多い
◆今年は救済無し予想が多いため、全科目3点以上は確保しておきたい
過去20年間を見てみると、近年の試験傾向が分かります。
特に総合の合格基準点は目安にできるのではないでしょうか。
救済は今年無いと予想しているところが多いですが、難易度に関わらず全科目3点以上を獲得しておくのが理想です。
プラス、どこかで4点、5点と獲得しておけば25点に届きます。
勉強することには変わりありませんが、完璧を目指さなくても40点中25,26点とれば合格ライン!と頭の隅に置いておけば少し気持ちも楽になるでしょう。
救済の可能性もあくまで可能性ですが、視点を変えるとどの科目が要注意なのか、戦略的な部分も見えてきたりします。
過去20年間のデータは一度チェックしておくと役に立つかもしれません。
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