本記事はプロモーションを含みます

令和5年度社労士試験合格発表

令和5年8月27日(日)に実施された第55回社会保険労務士試験の正式な合格発表が10月4日(水)に公開されました。

ここでは、試験結果の概要(受験者数・合格者数・合格率)、合格基準点や救済、解答一覧、平均点、受験データ等をまとめて公開しています。試験結果の振り返りなどにお役立てください。

 




スポンサーリンク


 令和5年度(第55回)社会保険労務士試験 概要

第55回社会保険労務士試験の概要です。

受験申込者数 53,292人

受験者数 42,741人

合格者数 2,720人

合格率 6.4%

以下、申込者数、受験者数、受験率、合格者数、合格率のまとめと、それぞれ昨年との比較です。

上記の表のとおり、すべての項目で増加しました。(免除科目者除く)昨年と比較すると、申込者数増加(昨年52,251人)、その中から実際に受験した受験者数も増加(昨年51,231人)、それに伴い受験率も80.2%と昨年より3%以上アップしました。(昨年より受験者数が2,108人増加)そして合格者数ですがこちらも増加、昨年2,134人でしたが今年は2,720人と586人の増加となりました。合格率6.4%で昨年より上がりました。合格率だけで見ると2年ほど前までの平均値に戻った感じです。また、過去10年間で見ると今年は合格者数が多く、3番目に多い結果でした。上記の表のとおり、すべての項目で増加しました、(免除科目者除く)

第55回 合格者数・合格率・合格基準点

 

 合格基準点・配点・基準点引き下げ科目(救済)・解答一覧

第55回社会保険労務士試験の合格基準点、配点、基準点引き下げ科目(救済)、解答一覧です。

 合格基準点・配点

合格基準点

次の2つの条件を満たした者が合格

①選択式試験は、総得点26点以上かつ各科目3点以上(補正科目なし)

②択一式試験は、総得点45点以上かつ各科目4点以上(補正科目なし)

 

配点

①選択式試験は各問1点とし、1科目5点満点 合計40点満点

②択一式試験は各問1点とし、1科目10点満点 合計70点満点

 

 基準点引き下げ科目(補正・救済)

選択式、択一式共に補正科目(救済)なし

雇用保険や厚生年金の救済の可能性がわずかにありましたが、昨年に続き「救済科目なし」でした。

 試験問題の正答

第55回社労士試験合格発表

(出典:社労士試験オフィシャルサイト)

※択一式「労災」「健保」の選択肢内にある問題文章に訂正がありましたが、特に影響は無かったように思います。

 

 平均点

 選択式

 総得点

23.3点(昨年より-1.3点 ※24.6点 難易度は上がった)

 科目別平均点

・労基労衛 2.7点
・労災   3.9点
・雇用   2.2点
・労一   2.7点
・社一   2.8点
・健保   3.4点
・厚年   2.5点
・国年   3.0点

●最も平均点が高く、易しいレベル:労災保険法
●最も平均点が低く、難しいレベル:雇用保険法

 

 択一式

 総得点

31.8点(昨年より+0.9点 ※30.9点 難易度は下がった)

 科目別平均点

・労基労衛 4.2点
・労災   4.5点
・雇用   4.7点
・労一社一 4.3点
・健保   4.7点
・厚年   3.9点
・国年   5.5点

●最も平均点が高く、易しいレベル:国民年金法
●最も平均点が低く、難しいレベル:厚生年金保険法

 

 合格者の年齢・職業・男女比・推移

 合格者の年齢

※若年層の割合が増加(最年少者21歳、最高齢者76歳)

 合格者の職業

社労士試験職業別第55回

 合格者の性別

 推移

社労士試験合格者数推移(出典:社労士試験オフィシャルサイト)

 

 合格発表の確認方法

社労士試験の合格発表は、以下より確認できます。

社労士試験オフィシャルサイト

厚生労働省サイト

インターネット版官報

最も早く確認できるのが9:30頃公開の「社労士試験オフィシャルサイト」です。合格者番号や合格率、解答一覧などを確認できます。
厚生労働省のサイトでは10時頃に公開され、科目別状況表や受験生の構成比などより詳しい情報を公開しています。※合格者番号は公開されません
インターネット官報は昨年より後日公開に変更となりました。10月下旬頃に公開される予定です。※官報は合格者番号のみ公開

 

 成績(結果)通知書の送付

受験された方に成績(結果)通知書が10/16(月)より郵送されます。合格者には合格証書も送られてきます。10月27日(金)までに受験票が届かない場合は、11月6日(月)までに社労士試験センターに連絡しましょう。※連絡がない場合は到着したとみなされます。第55回社労士試験の成績(結果)通知書は、第56回~第58回社労士試験の受験資格証明書として使用できるので、来年以降も受験予定の場合は保管しておきましょう。

 

 合格者の今後

合格者された方は、成績(結果)通知書とあわせて合格証書が郵送されます。

労働社会保険諸法令の事務に2年以上従事

厚生労働大臣が指定した講習を受けて修了(事務指定講習)

上記のどちらかを満たせば、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録することで、”社会保険労務士”になることができます。ちなみに社会保険労務士登録者数は45,139人(令和5年8月31日時点)

 

 

合格された方、おめでとうございます!不合格だった方も、結果を踏まえて次の目標に向かいましょう。

当サイトでも推奨の社労士講座フォーサイト
2024年度対策開講中
詳しい教材・価格・受講は公式へ↓

 

 

スポンサードリンク