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来年の社労士試験に向けて学習を始めようにも、
「2024年の夏だし、今はまだ忙しいから」など、なかなか本腰が入らない方も多いでしょう。
これはリベンジの方だけでなく、初めて挑戦する方も、長期間に渡る学習生活への覚悟とに気持ちが追い付かない方もいるでしょう。
いずれにしても、深く考えすぎると始められなくなるので、学習を始めない理由を探すのではなく、とりあえず始めてみるのが大切です。
入門テキストからでも、少し覗いてみましょう。
新しいことを始めることは、もちろん内容によって難易度は変わります。
ランニングを始めるとか、読書を始めるとか、美味しいご飯屋さんを見つけるとか、こういった事は「楽しい」がセットになるので始めやすいです。
結果は特に重要ではなく、自分がそれで満足できれば欲求は満たされます。
一方、資格を取るということは、勉強が必須です。
単に自分だけのペースで楽しんでやれば合格できるものではありません。
社労士試験のような難易度の高い資格となればなおさら、一年に一度しかないチャンスなのでプレッシャーがかかります。
このあたりが趣味とは大きな違いです。
ですが、合格できなかったら全部が無駄になるわけでは決してありません。
確かに、社労士試験に合格して目標に進む方がほとんどかと思いますが、資格学習によって未だ見ぬ世界、新しい自分の発見、思わぬところで知識が役立つといったことはたくさんあります。
今まで知らなかった知識を覚えたり、学習をやり遂げたことへの自信につながったり、
実際に学習を始めてみると、内面での変化にも気付きます。
多分、嫌々受験する方は少なく、興味があるから受験する方が多いはずです。
興味があれば、理解すればするほど面白くなったりします。
少なくとも自分はそうでした。
初めて社労士試験の入門テキストで労働基準法の事を見て興味がわいたのを覚えています。
資格試験はどうしても合否がはっきりと分かれるので、結果がすべてという側面があります。
しかし、たとえ合格に届かなくても挑戦した経験はきっと人生に大きな影響があると思います。
合格できればハッピーですが、不合格だった事を深刻に想像しすぎると、学習への取り掛かりに時間がかかります。
1年に一度ですが、もし無理でもその次の年があります。
最初は、「無理せず、自分のペースで合格を目指す」という、軽い気持ちのスタンスで取り組みましょう。
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