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第55回社労士試験の概要

2023/5/30
開場時刻・新型コロナウイルス感染症対策更新

 

第55回(令和5年度)の社会保険労務士(社労士)試験の概要が公開されました。

主な試験時間や試験範囲は例年通りです。

試験日・時間割・試験科目・申込方法・合格発表日・受験票・受験手数料・当日の持ち物など、確認すべき注意事項もあわせてまとめています。

 




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 試験日

第55回社労士試験は令和5年 8月27日(日)です。

当日は受験票・筆記用具・腕時計・飲料水や昼食・身分証明書が必要となります。

また、車やバイク、自転車での来場は禁止されています。

開場時刻は今年度から9:30に変更となります。※試験会場での検温が無くなったため30分遅くなります。ご注意ください。

 

 試験の時間割

社労士試験時間割

試験の時間割は例年通り、選択式 → 択一式 の順で試験が行われます。

 選択式

着席10:00です。10:00~10:30までは試験官による試験説明があります。

試験時間10:30~11:5080分間です。

 択一式

着席12:50です。12:50~13:20までは試験官による試験説明があります。

試験時間は13:20~16:50210分間です。

 休憩時間

選択式と択一式の間に1時間の休憩があり、この時間で昼食をとります。実際にはかなりタイトで、選択式終了が11:50…そこから解答用紙を回収するので1時間もありません。かといって、後半の択一式は210分も試験時間があるので、面倒だから食べないNGです。お腹がすいて集中力が切れますので、簡単に食べられるおにぎりやバナナ等の持参を推奨します。

 

 試験科目

試験科目選択式 8科目(配点)択一式 7科目(配点)
労働基準法・労働安全衛生法1問 (5点) 10問 (10点)
労働者災害補償保険法(徴収法含む)1問 (5点) 10問 (10点)
雇用保険法(徴収法含む)1問 (5点) 10問 (10点)
労務管理その他の労働に関する一般常識1問 (5点) 10問 (10点)
社会保険に関する一般常識1問 (5点)
健康保険法1問 (5点) 10問 (10点)
厚生年金保険法1問 (5点) 10問 (10点)
国民年金法1問 (5点) 10問 (10点)
合計8問 (40点) 70問 (70点)

適用する法令等は、令和5年4月14日現在施行のもの

選択式試験では「徴収法」からの出題はありません。

択一式試験の「労災保険法」と「雇用保険法」は、それぞれ10問のうち3問が「徴収法」からの出題です。具体的には、それぞれ1~7問が「労災」「雇用」、8~10問が「徴収法」です。つまり択一式で「徴収法」が独立して10問出ることはありません。

 

 受験申込みについて

昨年度より、インターネットによる受験申込みがスタートします。

受験申込の方法としては、インターネットもしくは郵送の2通りです。※窓口での受験案内等の配布は廃止されました

 申込期間

・インターネット申込み:令和5年4月17日~5月31日(23:59まで)

・郵送申込み:令和5年4月17日~5月31日(消印有効)

 インターネット申込みの流れ

パソコン、スマホでインターネット申込み専用サイトから申込みができます。(メールアドレス必須 24時間利用可能)

<インターネット申込み専用サイト>https://ijuken.com/prod/user/sharosi/public/

①アップロード用データファイル準備

 顔写真、受験資格証明書、その他必要書類の準備

②マイページの登録(無料)

 専用サイトにアクセスし、メールアドレス・ログインID・基本情報の設定を行います。昨年(令和4年度)にマイページ登録をした方についても、再度マイページ登録をする必要があります。

③受験申込内容の入力(4/17より)

 マイページで必要事項を入力し、顔写真、受験資格証明書等必要書類のファイルアップロードします。

④受験手数料の支払い

 クレジットカード又はコンビニ/銀行ATM(Pay-easy)から支払い方法を選択します。決済手数料(396 円)が別途必要

⑤申込み手続き完了

 申込完了メールが届くので確認します。

 

 郵送申込みについて

必要書類を揃えて、簡易書留郵便で全国社会保険労務士連合会 試験センターへ郵送します。

5月31日(月)までの消印があるものに限り受付可能ですが、GWを挟むため早めに手続きしましょう。

公式では、今年度は5月10日までの請求を推奨しています。

郵送による受験案内等の請求・申込については、写真付きで請求方法や申し込み書類の書き方、発送方法等も以下で詳しく解説しています。

 

 試験地・試験会場について

希望試験地(都道府県)を選択することができます。原則は希望した試験地となりますが、定員数に達した場合や会場確保の状況により、近隣の都道府県になる場合があります。

試験会場については希望の受付はありません。受験申込時の希望試験地に基づいて決定され、具体的な会場は8月上旬に届く受験票に記載されています。

つまり試験の場所は、希望の都道府県は選択できるが、会場までは指定できないということです。

 

 受験手数料

受験手数料は15,000円です。別途、払込手数料等が掛かります。

インターネット申込みの場合

決済手数料396円が掛かるため、総額で15,396円です。

クレジットカード・コンビニ/銀行ATM(Pay-easy)から支払います

郵送申込みの場合

払込手数料313円、簡易書留料金320円。郵便料金※切手(往信84円 返信140円)が掛かります。総額で15,857円です。※速達希望の場合は別途料金

受験案内の請求で返送されてくる「受験手数料払込用紙」より、郵便局・ゆうちょ銀行から支払います。

※インターネット申込みの方が461円お得です

 

 受験票はいつ届く?

8月上旬に試験センターから郵送されます。

受験票に受験番号や試験地が記載されていまので、必ずチェックしましょう。

もし8月10日までに受験票が届かない場合や、情報に誤りがある場合は8月14日までに試験センターに連絡します。

※8月10日~8月14日まで5日間なのでお忘れなく!

 

 試験当日に机上に置けるもの

・受験票
・筆記用具(HBの鉛筆・シャーペンを複数本、プラスチック消しゴム)
・腕時計(通信・計算機能がなく音が鳴らないもの※音無し設定できるもの)
・必要な方は眼鏡

※受験票への書き込みはNGです
※蛍光ペン、色鉛筆、定規、鉛筆削り等は使用できません
※置き時計は使用できません

※特別措置を除き、座布団の使用は認められません

【その他の持参品について】

・飲料水(ペットボトルのみ可)
・昼食
・写真付きの身分証明書(運転免許証・パスポート・社員証・学生証等)

机の上には置きませんが、これらも持参しましょう。

また、スマートフォン等は音が発しやすいため注意が必要です。必ず電源を切るか、音・バイブレーションが作動しない設定にしておきましょう。(試験中に鳴った場合は失格の可能性があります)

 

 合格発表日

今年の合格発表は令和5年10月4日(水)です。

数年前まで11月上旬でしたが、近年早くなってきています。

厚生労働省・社労士試験オフィシャルサイトで合格者発表があります。(当サイトでも毎年お知らせをしています)更に10月下旬に官報で合格者受験番号が公開されます。

受験者には成績通知書が10月16日に郵送され、合格者には合格証書が届きます。10月27日までに届かない場合は11月6日までに試験センターに連絡します。

尚、この通知は第 56 回~第 58 回社会保険労務士試験の受験資格証明書として使用できますので、再受験される方は大切に保管してください。

 

 合格基準点

具体的な合格基準点は合格発表までわかりませんが、例年通りの流れだと、選択式は各科目3点以上、択一式は各4点以上獲得できれば合格になるかと思います。

受験生の得点状況等によっては科目別に基準点が下がる救済措置もあり得ます。

 

 試験に関する連絡先

全国社会保険労務士連合会 試験センター
・電話:03-6225-4880
・時間:平日 9:30~17:30(土日祝は休み)
    試験前日 10:00~16:00

 

 今年度の新型コロナウイルス感染症対策

令和5年度も新型コロナウイルス感染症対策の注意事項が公表されています。※下線部分が変更事項です

◆ 試験当日の朝、各自必ず検温
◆ 症状がある場合等は受験を控える
◆ 消毒液・手洗い実施
◆ 座席間の距離(ソーシャルディスタンス)
◆ 換気実施(服装に注意)
◆ 会話を控える
◆ ゴミ箱の使用禁止

今年度より、

・試験会場での検温が無くなりました。そのため、開場時刻が9:30に変更となります。

・受験生のマスク着用が個人の判断になりました。

 

 まとめ

第55回社労士試験の主な重要ポイントについてまとめています。

◆試験日は8/27(日)
◆合格発表は10/4(水)
◆受験申込方法は「インターネット」「郵送」の2通り
◆郵送申込の場合、請求は5/10まで行う
◆試験会場は8月上旬に届く受験票に記載
◆受験票が8/10日までに届かない場合は8/14までに試験センターに連絡
◆新型コロナウイルス感染症対策に協力する

受験申込の際に受験資格証明書の発行や添付ファイルの準備があるので、早めに手続きを始めましょう。GWを挟むので、できれば4月中に済ませておく事をお勧めします。

具体的な試験概要は社労士試験オフィシャルサイト公式でもチェックしてください。

第55回 社会保険労務士試験 受験案内【公式】

 

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