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今年の令和5年度の社労士試験が終わりました。今回は試験の事で「社労士試験の合格基準」について少し、、、、

これから社労士試験に挑戦する方は、合格基準の具体的なルールを理解しておく必要があります。

特に試験に出題される事はありませんが、知っておくと対策に良いかもしれません。

 




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 合格基準の原則ルール

受験生の中には、社労士試験の合格基準点は毎年変わるから決まりなんてあって無いもの…と思っている方もいますが、原則となる一定のルールに基づいて基準点は算出されています。

社労士試験の合格基準は「科目ごと」「総合得点」の2段階で構成、毎年変動する合格基準の原則ルールは正式に公開されています。

また、各年度ごとの試験問題に難易度の差があるので、試験の水準を一定に保つために、総合得点及ぼ各科目の平均点及び得点分布等の試験結果を総合的に勘案して補正が行われます。

例えば、昨年の令和4年度社労士試験の合格基準を見ると…

選択式:総得点27点/40点 各科目3点/5点

択一式:総得点44点/70点 各科目4点/10点

上記の通り、総得点だけでなく各科目の基準点をクリアする必要があります。

これが社労士試験の難しいところで、得意不得意を放置できません…

得意科目でカバーすることも難しく、総得点で選択式を30点とっても、いずれかの科目が1点なら合格には届きません。

つまり、総得点で7割以上、各科目の基準点を超えるという2段階の基準があり、これをクリアできれば確実に合格ができます。

 

 基準点引き下げ【救済】のルール

合格基準がありますが、試験の難易度や受験生の正答状況によっては補正が行われるます。

これが基準点引き下げ、いわゆる「救済」で、合格発表まで各所で予想が話題になったりします。

この救済のルールも、実は明確なルールの元に行われています。

少し複雑ですが、以下がルールです。

【総得点の補正】

選択式試験、択一式試験それぞれの総得点について、

1. 前年度の平均点との差を小数第1位まで算出する

2. 1で算出した数字を四捨五入し、換算した点数に応じて前年度の合格基準点を上げ下げする

 ※各科目の最低点引き下げを2科目以上行ったことにより、例年の合格率と比べ高くなるとき(概ね10%を目安)は、試験の水準維持を考慮し合格基準点を1点足し上げる

【科目最低点の補正】

各科目の合格基準点(選択式3点、択一式4点)以上の受験者の占める割合が5割に満たない場合は、合格基準点を引き下げ補正する。ただし、以下の場合には補正は行われない

引き下げ補正した合格基準点以上の受験者の占める割合が7割以上の場合
・引き下げ補正した合格基準点が、選択式で0点、択一式で2点以下となる場合

 

このように救済も一定のルールがありますが、最終的には合格者数や受験生の正答状況が大きく影響します。

合格基準の決まりを知っていても、救済次第で合否が変わる!というギリギリのラインなら合格発表日までもやもやした日が続くことになります。私もそうでした…(‘ω’)ノ

救済待ちが発生するということは、合格基準に達していない科目があるということなので、今後対策するとしたら知識の抜け落ちがないようにその科目の対策を強化することです。

もちろん、リベンジの方だけでなく初めて社労士試験に挑戦する方も、救済に頼らない試験対策をしていくのが鉄則といえます。

 

 救済に頼らない試験対策を

社労士試験で目指すべきラインは、原則となる合格基準を上回る得点を確保することです。

これが鉄則です。

救済待ちはリスクが高く、どうしても合格発表まで動くことができなくなります。

社労士試験の対策の前提として、十分な学習期間の確保が必要になります。

来年の社労士試験に向けて今から徐々に対策を始めていけば十分時間はあるので安心です。

膨大な範囲の中から、出題傾向に沿った効率的な学習や飽きずに長期間学習を続けていくためには、講座の利用をおすすめします。

実際、私もフォーサイトを利用して半年間で合格ラインまで知識を伸ばすことができました。

社労士試験対策のコツは素人では難しく、やはりプロの力を借りるのが合格への近道だと思います。

来年合格を目指す方はぜひ、検討してみてください。

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