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社労士試験の合格基準ですが、原則となるルールがあり、更に受験者の正答状況等によって毎年補正が行われます。

なので毎年合格基準点は変動します。

そのため「社労士試験は何点とれば合格できるのか」という目標値を設定しにくいところがあります。

 




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 原則と補正

社労士試験の合格基準点の原則ルールは以下のように公開されています。※特に覚えなくて良いです

社労士試験の合格基準点

そして補正です。上記の原則をもとに、毎年補正があります。

補正は大きく総合得点と科目別得点に分かれます。

 総合得点の補正

総得点の補正は、選択式、択一式それぞれの総得点について、

① 前年度の平均点との差を小数第1位まで算出し、それを四捨五入し換算した点数に応じて前年度の合格基準点を上げ下げする

② ①によって上下させた際、四捨五入によって切り捨て又は繰り入れされた少数点第1位以下の端数については平成13年度以降累計して̟̟±1点以上になった場合は合格基準点に反映

③ 科目別の合格基準点引き下げが2科目以上行ったことにより、例年の合格率と比べて概ね10%高くなるときは、試験の水準維持を考慮して合格基準点を1点足し上げる

という決まり事があります。

この①~③に基づいて総合得点が微調整されます。

 科目別基準点の補正

科目別の合格基準点ですが、受験者の占める割合が5割に満たない場合は合格基準点が補正されます。

これがよく聞く「救済」です。

補正された合格基準点以上の受験者を占める割合が7割以上の場合等は補正されないという例外もありますが、科目別基準点の補正が受験者の得点状況により判断されることになります。

 

まとめると、原則の合格基準をベースに、毎年難易度や正答状況によって合格基準点が変動するということです。

変動することによって下がることもあるので、下がれば受験生にとって有り難いことですが、明確な目標値を定めにくいというデメリットもあります。

 

 目標は7割

どれくらい得点できれば合格ラインかということですが、大体7割以上の正答を目指してください。

これまでの合格基準点からみても、7割以上とればほぼ間違いなく合格します。

原則の合格基準点は高めに設定されており、今のところ原則より合格基準点が高くなったことはありません。

直近の第54回社労士試験では、択一式試験の原則は49点以上ですが、この年度は44点以上が合格基準点になりました。

選択式も28点以上ですが、この年度は27点以上が合格基準点でした。

ただ、これを取ったからといって合格ではなく、択一式、選択式共に科目別基準点があります。

択一式は各科目4点以上、選択式は3点以上が原則ですが、選択式は補正されることがよくあります。

しかし、第54回社労士試験では数年ぶりに救済科目ゼロでした。

なので、どちらも原則となる科目別基準点をクリアできるようにしておくのが安心です。

こういったことから、総合得点、科目別得点、どちらも7割の正解が必要です。

原則の合格ラインより高くなることは無いと思いますので、原則の合格基準点を目標にすれば確実に合格に届くことになります。

●70%以上の正解(択一式は49点以上 選択式は28点以上)

●科目別は択一式が4点以上 選択式は3点以上

目指すべきはこの2つの条件です。

救済頼みになることは仕方ありませんが、合格発表まで運任せになってしまうので、苦手科目を作らないようにしましょう。

 

 ポイントを絞った学習を

100点は必要ありませんが、7割正解する知識は必須です。

社労士試験は広い範囲ですので、この中から7割正解できるように学習範囲を絞って効率良く学習するようにしましょう。

そのために出題されるポイントを絞った教材は必要不可欠です。

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