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令和6年度(第56回)社労士試験の択一式の平均点について、
総得点の平均点、科目別の平均点と難易度、昨年との比較を解説しています。
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第56回社労士試験【択一式】平均点
第56回社労士試験の択一式の合格基準点は、昨年より1点下がった44点以上でした。
総合平均点は30.6点と、昨年と比べると-1.2点でした。
つまり、難易度は昨年より難しくなったと言えます。
科目別の平均点

今年は昨年より難易度が上がったこともあり、科目別平均点でも最も多い割合の点数が低くなっています。
5点割合が辛うじて1科目、4点割合が4科目、3点割合が2科目もありました。
最も易しい科目としては、昨年同様、国民年金法5.3点、次いで労基安衛4.7点、厚生年金4.6点の順です。つまりこの3科目では得点をしっかりと稼いでおきたいところです。
最も難しい科目としては健康保険法3.8点、次いで雇用法3.9点でした。
今年も救済はありませんでしたが、健康保険法の難易度がかなり高く、難しいレベルの問題がズラッと続きました。なかなか珍しい…
総得点はクリアできたが、健康保険法が4点足りず、足切りになってしまったという方も少なからずおられるでしょう。
直近5年間の推移
・令和2年:(平均点)31.5点(合格基準点)44点
・令和3年:(平均点)32.3点(合格基準点)45点
・令和4年:(平均点)30.9点(合格基準点)44点
・令和5年:(平均点)31.8点(合格基準点)45点
・令和6年:(平均点)30.6点(合格基準点)44点
令和に入り、合格基準点が大きく変動したことはありません。44もしくは45点、どちらかで決定されています。
今後もこの傾向が続くようであれば、最低ラインは45~46点以上は最低ライン、47点以上で安心ラインになるかと思います。
合格基準点以下(0~3点)の割合
合格基準点に満たない3点以下の割合です。(0点~3点の割合)
・労基労衛:29.9%
・労災 :34.7%
・雇用 :43.8%
・労一社一:41.2%
・健康 :43.1%
・厚年 :35.9%
・国年 :23.8%
3点以下の割合が最も高いのは雇用保険でした。ちなみに2点以下の割合も25%と最も高いです。
健康保険法の難易度が注目されがちですが。ふたを開けてみれば雇用保険が最も低い結果に、とはいえ健康保険も43.1%と高い水準です。
労基安衛は毎年、事例判例が出るので難易度は下がりがちなのですが、今年はそこまで…といった感じですね。むしろ得点を稼げる科目になっています。
近年、労基安衛以外でも事例・判例問題が出てきているので対策として取り入れていく必要があるでしょう。
昨年の平均点との比較
科目別の平均点、昨年との比較です。

※昨年より平均点が上がっていれば、今年は難易度が下がったことになります。
※一方、昨年より平均点が下がっていれば、今年は難易度が上がったことになります。
労基衛:昨年4.2点⇒今年4.7点 難易度下がった
労災 :昨年4.5点⇒今年4.3点 難易度上がった
雇用 :昨年4.7点⇒今年3.9点 難易度上がった
一般 :昨年4.3点⇒今年4.0点 難易度上がった
健保 :昨年4.7点⇒今年3.8点 難易度上がった
厚年 :昨年3.9点⇒今年4.6点 難易度下がった
国年 :昨年5.5点⇒今年5.3点 難易度上がった
昨年より5科目も難易度が上がった結果となりました。救済の期待がかかるほど、今年の択一式試験は全体的に難易度が上がったと思います。
選択式とのバランスもありますが、今年の択一式はここ数年で一番難しかったんじゃないかなと……
先ほども言いましたが、今年は労基安衛と年金科目で得点を稼ぎ、雇用と健康保険で最低4点以上取れていれば合格は見えてきたかと思います。
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