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ここでは過去20年間【平成18年度(2006年)~令和7年度(2025年)】の社労士試験択一式の、合格基準点の総得点・基準点引き下げの救済科目についてまとめています。過去試験の振り返りや今後の対策にお役立てください。

選択式はこちら

 




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 過去20年間(平成18年~令和7年)社労士試験 択一式の合格基準点・救済科目

 合格基準点【総得点】

過去20年間【平成18年度(2006年)~令和7年度(2025年)】社労士試験の択一式の合格基準点をまとめています。

過去20年間での最低合格基準点は41点、最高合格基準点は48点となっており、その大きくなっています。

ただ、48点だったのは平成20年と平成22年の年で直近ではありません。令和に入ってからだと最高が45点となっており、大体42~45点で合格基準点が決定されている感じです。

20年間での合格基準点の平均点45点なので、最低でも46点以上が必要です。

つまり70問中46点の正答となるので、65%以上の正答率で合格ということになります。

100%の完璧な知識、9割以上の暗記力まで必要なく、7割程度の知識で合格に届きます。

選択式もそうですが、択一式は特に問題数が多いので7割の知識のボリュームは大きくなります。ただ、「完璧は必要ない」ことを覚えておくと、試験対策に役立ちます。

 

 救済科目

続いて過去20年間の択一式試験の救済科目です。

各科目4点以上が合格条件ですが、受験生の正答状況等によって基準点引き下げ(4点⇒3点)が行われることがあります。※2点救済はありません

選択式と比べると、救済率はかなり低めで、何等かの科目が救済される可能性はわずか7%です。(選択式は30%くらい)ここ20年間で救済があったのは5年度のみです。

回数は少ないですが、中でも一般常識と厚生年金がもっとも多くなっています。

  • 3回:一般常識
  • 2回:厚年
  • 1回:労基労衛・雇用・国年

ちなみに今年は8年振りに救済がありました!平成29年度からずっとありませんでしたが、今年令和7年度試験では雇用保険法が3点救済になりました。

 

 今年の救済について

先ほども言いましたが、8年度振りに択一式試験の救済がありました。

雇用保険が4点から3点に補正されましたが、平均点を見てみると3点以上の割合が61.3%とかなり高く、0点~2点も38%、かなり難しく、得点状況が悪かったようです。

予想していた予備校もあったので、可能性あるかなといった感じでしたが見事的中でした。

ただ、基本的に択一式は救済無しというイメージがあります。選択式でも同じことが言えますが、あくまで救済は無いと考え、全科目で4点以上、総得点で46点以上は目指すようにしましょう。

 

 まとめ・今後の対策等について

過去20年間、平成18年度(2006年)~令和7年度(2025年)の社労士試験択一式のデータより、

合格基準点は46点以上確保すべき

約65%の正答率で合格

過去20年間の救済回数はわずか5年度(今年は久々に救済あり)

基本的には救済が無いと考えておいた方が良い

難易度は毎年変動しますが、基準点引き下げの救済が少ないので、各科目4点以上、総合で46点以上を目指すようにしましょう。

全科目4点をとっても46点には届かないので、平均で各科目6~7点のイメージです。どうしても難易度はバラつくので、苦手な科目は最低4点、得意科目や易しい科目で高得点を狙う戦略が良いかと思います。

科目別基準点があるので完全に捨てる科目はNG、必ず全科目しっかりとした対策が必須になります。

救済率がかなり低いので、1科目でも3点以下になった時点で不合格の可能性が上がります。

そのためにも苦手科目を放置しない事、そして得意科目を疎かにせず、しっかり得点を稼げる科目にしておくのが得策です。

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