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厚生労働省公式サイトでは、令和6年版の労働経済白書・厚生労働白書が公開されています。
社労士試験では、一般常識科目から労働経済や白書からの出題もあるため、最新版の情報は必ずチェックしておきましょう。
ここでは令和7年度社労士試験の白書対策についてポイントをまとめています。
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令和6年版 労働経済白書・厚生労働白書
労働経済白書とは、一般経済や雇用、労働時間などの現状や課題について、統計データを活用して分析する報告書
厚生労働白書とは、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的にとりまとめてあるもの
これらをまとめて”白書”と呼んでいますが、どちらもとにかくボリュームが多いため対策が難しいところです。実際、私も受験生の頃は苦手でしたが、対策するポイントを押さえていれば本試験でも対応することができます。
逆にこれを知らずに全部覚えようとすると失敗します( ゚Д゚)!また、捨て問にしようにも、科目別の基準点があるので、万が一選択式問題で白書中心の空欄が出題されたら即アウトになります。
いつから対策する?
労働白書や統計問題が出題されるのは「労働一般」「社会一般」の一般常識科目です。
学習の時期ですが、あまりに直前期に持ち越すのはおすすめしません。
直前期はやる事が多くなるため、できるだけ早い段階で白書統計対策に入っておくほうが良いでしょう。
今は、具体的な数字の暗記はせず、大まかな概要等を読んでおくと効果的です。
数字は記憶に残りやすい直前期に一気に覚えます。
今はとにかく概要版を読み、試験に出ても「全く知らない」ではなく、少なくとも「聞いたことがある」状態にもっていきます。
主な対策ポイント
対策ポイントですが、過去に出題された調査内容などは必ずチェックします。語句なんかは要注意ですね。
具体的な数字一つひとつではなく、数値の増減、傾向(増加傾向、減少傾向など)、最も高い、低いは論点になりやすいのでチェックしておきます。
実際に私がやった対策方法としては、まず基本テキストに掲載されている白書統計をチェック、社労士試験に出題された内容を中心に記載されているはずです。
そして厚生労働省公式サイトで閲覧できる「概要版」をしっかり見ておくことが重要なポイントになります。
あとは本試験の実践対策として、毎年6月頃に出版されるTACの「無敵の社労士 完全無欠の直前対策 [TAC]」、
講義メディアでも推奨している「フォーサイト」の直前対策で総まとめをします。
概要版で十分
白書は厚生労働省の公式サイトから閲覧できます。
私のやり方ですが、「概要版」を中心に読みました。
試験の出題率からみても、本文すべて目を通すのはかなり効率が悪いので、重要なポイントをまとめてある概要版をチェック、、、これだと十数ページで済むので1日で全部読めます。
更に重要な箇所は下線が引いてあったりするので、社労士受験生としてはかなりありがたい資料です。
令和6年版 白書概要版の対策
厚生労働白書
令和6年版の厚生労働白書では第一部のテーマとして「こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に」、第二部のテーマは「現下の政策課題への対応」です。
こころの健康を取り巻く社会環境その変化として、ライフステージにおけるストレス、働く環境、社会的な障壁、精神疾患や早期発見の重要性などがテーマ化されています。具体的な資料として統計データもあるので、重要視されている語句や数値はチェックしておきましょう。
例えば「2020年の精神疾患を有する外来患者数は約586万人」大まかな数字でOKです。大体500万人くらいといった感じで押さえておきます。
その他の調査結果として
● 心身の健康に対するリスクについて、身体の健康と比較して、こころの健康に対するリスクが重視されつつある。
● こころの健康によい影響を与えている人では、「同居の家族」が最も多い。
● こころの不調は、身体の病気(がん)と比較して、家族・学校・職場への相談をためらうだろうと考えられている。
● こころの不調は、若い世代のほうが身近に感じている人の割合が高い。
概要版の資料を見て頂ければ分かると思いますが、重要なものは太字や下線が引いてあります。これらを中心にチェックしておきます。
労働経済白書
労働経済白書の方では、最新の雇用情勢の動向、労働時間や賃金の動向などがテーマ化されています。
各テーマごとに重要なポイントがまとめられています。とても学習しやすい…
また、概要版とあわせて「令和6年版労働経済の分析(ポイント)」という資料はチェックしましょう。
厚生労働省が発信したい内容をまてめてくれているので、試験対策として非常に役立ちます。
令和6年版は、
・2023年の労働経済の推移と特徴
・これまでの人手不足局面とその背景
・2010年代以降の人手不足の現状
・誰もが活躍できる社会の実現
・人手不足への対応
これらがテーマ化されており、それぞれ調査結果などが公開されています。
過去の出題傾向は必ずチェック
他の科目と同様、過去の出題傾向からポイントを絞っていきますが、これは通信講座等の利用が効果的です。
私の場合は「フォーサイト」で総まとめをしました。
セット内容によっては直前対策まで付くので、フォーサイト一本ですべてカバーすることができます。
もちろん単科でも利用できます。リーズナブルなのでおすすめいたします。
これまでの出題実績から重要な箇所を絞って学習できるので、広範囲で勉強しにくい白書対策はプロの力を借りるのが効率的です。
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