第53回社労士試験選択式のレベル・難易度・救済の可能性まとめ

先日、令和3年度(第53回)社労士試験が実施されました。受験された方、本当にお疲れ様でした。

ここでは令和3年度(第53回)社労士試験の選択式の講評・合格基準点・各科目の難易度・救済の可能性についてまとめています。

合否判定の参考にしていただければと思います。

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第53回社労士試験【選択式】講評・難易度・救済の可能性

全体像

今年の社労士試験の選択式は、労働保険科目が難しく、社会保険科目が比較的易しい問題が多かったです。改正内容は2問、全体としては数字関連の問題が昨年より少なかったです(今年は13問、昨年は22問)昨年と大きくレベルが変化したということはないので、総合基準点は25点前後が妥当なところです。

合格基準点 予想

合格の基準点については、25点前後という予想がされています。

各科目の難易度レベル

第53回社労士試験選択式のレベル・難易度まとめ

● 年金2科目は易しいレベル

● 社一は普通レベル

● 労災・健康は易しい~普通レベル

● 労基・労衛は普通~やや難しいレベル

● 雇用はやや難しいレベル

● 労一は難しいレベル

と予想しています。

基準点の引下げ(救済措置)の科目

科目別の基準点の引下げ(救済措置)によって合格ラインの得点は大きく変化します。

可能性としては難易度が高かった労一は基準点が2点に引き下がる可能性が高いです。

その他、労基労衛・雇用・社一・国年も受験生の正答次第では2点に引き下がる可能性があります。

つまり、労働保険関連で救済科目が出ると予想されます。

 

各科目の講評【選択式】

労働基準法・労働安全衛生法

予想レベル:普通~やや難しい

労働基準法は近年の傾向通り、判例の問題が出題されました。判例って一度も見たことが無いところだと焦りますよね…Aは判例ではなく語句の解釈の問題ですが、規定の趣旨がわかっていれば正解できます。Bは文脈をしっかりと確認できればなんとか正解できるレベルです。Cは長い語句が空欄でそれがややこしくさせていたので難易度としては高い方かと思います。

労働安全衛生法は、Dは基本的な内容ですが、E欄が難しい問題でした。

救済の可能性判例の問題の正答状況によっては救済の可能性があり得ます。

ポイント:A・B・Dは正解しておきたいところ、C・Eは難しい

 

 

労災保険法

予想レベル:易しい~普通

労災保険法はA・Bが細かい内容の問題ですが、改正点なので勉強していた方が多いと思います。恐らく正解できた問題です。C・Eは基本的な問題で易しいレベルですが、Ⅾが55と60で迷う問題でした。全体で見ると基準点確保はできるので、基準点引き下げの救済の可能性はかなり低いでしょう。

救済の可能性救済の可能性は低い

ポイント:A・B・C・Eで正解できるレベル、総得点を稼ぎたい科目

 

 

雇用保険法

予想レベル:やや難しい

雇用保険法は3つの空欄が数字関連の問題で例年通りの傾向でしたが、内容が少し違い、択一式でよく出題される行政の手引きからの出題でした。A・Bは本則に沿った問題なので正解できるレベルですが、C・D・Eはかなり難しい問題でした。そのため3点確保ができない受験生が一定数いると予想されるので、基準点引き下げの救済の可能性が高いです。

救済の可能性救済の可能性はやや高い

ポイント:A・Bで2点とり、C~Eのいずれかで1点確保しておきたいところ

 

 

労務管理その他の労働に関する一般常識

予想レベル:難しい

労務管理その他の労働に関する一般常識はやはり曲者です…助成金関係の具体的な問題…前年度の改正と白書からの出題でした。A~Eすべての空欄において、多くの受験者が全く知らないと思われる内容だったので、ほぼ推測で選択肢を選ぶような状況だったと思います。なので全ての空欄は難しいレベル、基準点引き下げの救済の可能性はかなり高いです。

救済の可能性救済の可能性は高く基準点が2点になるかも

ポイント:B・Dでなんとか2点確保したい

 

 

社会保険に関する一般常識

予想レベル:普通

社会保険に関する一般常識は全て法令からの出題で、内容も基本的なものでした。A・Bは国民健康保険法からの出題で、きちんと正確に覚えていないと間違えてしまう可能性がある問題でした。全体的に見れば3点は確保できますが、基準点引き下げの可能性を予想しているところもあります。

救済の可能性救済の可能性あり

ポイント:A・Bで間違える可能性があるが、C~Eで3点確保できる

 

 

健康保険法

予想レベル:易しい~普通

健康保険法は例年の傾向通り数字問題がありました。内容も基本的な内容だったので確実に正解すべき問題です。Bの選択肢が長いため迷う方も多かったと思いますが、レベル的には決して難しい問題ではありません。他の空欄も比較的易しいレベルなので3点以上確保は容易です。そのため基準点引き下げの救済はないでしょう。

救済の可能性3点以上は容易なので救済の可能性は低い

ポイント:Bで迷うが他の空欄で4点は取れる、総得点を稼ぎたい科目

 

 

厚生年金保険法

予想レベル:易しい

厚生年金保険法は全体的に基本的な問題でしたので、できるだけ得点を稼いでおきたい科目です。中でもA・D・Eは簡単なのでここで3点確保しておきたいところです。基準点引き下げの救済の可能性は低いでしょう。

救済の可能性救済の可能性は低い

ポイント:A・D・Eで最低3点、総得点を稼ぎたい科目

 

 

国民年金法

予想レベル:易しい

国民年金法も基本的な問題で、過去に出題された語句もあるので3点確保は容易です。満点も狙えるレベルで、厚生年金保険法と同じく総得点を稼げる科目です。基準点引き下げの救済の可能性はかなり低いでしょう。

救済の可能性救済の可能性はかなり低い

ポイント:満点可能なレベルで最も易しい科目

 

以上、第53回社労士試験選択式の講評まとめでした。

科目別の詳しい考察などは後日更新していく予定です(゚д゚)

 

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注意点

・講評はあくまで予想ですので、本試験の結果の合否を保証するものではございません。正式発表は2021年10月29日の発表をお待ちください。
・解答に関する質問は受け付けておりませんのでご了承ください

 

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