本記事はプロモーションを含みます

ここでは過去20年間【平成13年度~令和2年度】の社労士試験択一式における、合格基準点の総得点、基準点引き下げの救済科目についてまとめています。

これから社労士試験を目指す方、リベンジの方も過去のデータを参考にしてみてください。

 




スポンサーリンク


 過去20年間 社労士試験 択一式の合格基準点・救済科目まとめ

既にご存知の方もいると思いますが、社労士試験は100点中〇点以上で合格という決まりがありません。毎年試験の難易度によって、上位の約7~9%が合格するという相対的な合格基準です。

また、総合の合格基準点だけでなく、各科目の基準点もすべてクリアする必要があるため、TOTALで50点であっても、1つの科目が1点だと不合格になります。

 合格基準点【総得点】

以下は過去20年間の社労士試験、択一式の合格基準点です。

過去20年間における最低点、最高点は、最低が41点最高が48点と、幅は8点差あります。

合格基準点の考え方としては、基本的に合格基準点が「低い場合、その年度の難易度は高い」「高い場合、その年度の難易度は低い」と言えます。

つまり、過去10年以内に絞ると合格基準点が48点まで到達するケースは無く、近年では45点あたりが目立ちます。

20年間での平均点が45点であることから、最低でも択一式は45点以上、つまり全体の64%以上の正答が求められます。

 

 救済科目

以下は過去20年間の社労士試験、択一式の救済科目です。本来は各科目4点以上の正答でクリアになりますが、受験生の正答状況等によって基準点引き下げ(4点⇒3点)が行われることがあります。※救済措置

先日、同じ内容の選択式の記事を公開したのですが、択一式は圧倒的に救済される可能性は低いです。選択式の場合、平均33%で何れかの科目が救済になる可能性がありますが、択一式の場合はわずか9%です。

救済が無かった年度は過去20年間で13度もあります。

科目別でみると、最も救済が多い順として、

4回:一般常識・厚年

2回:労基労衛・国年

1回:健保

救済数が20年間のデータでもかなり少ないのであまり参考になりませんが、可能性としては一般常識や厚生年金が高い方です。

ここ3年間は救済措置はありませんが、今年度は択一式のページ数が更に増加し、平均点がやや下がるか、もしくは何等かの科目が救済になる可能性もゼロではありません。

難易度はその年度によって様々ですが、択一式は救済の可能性が低いので全ての科目で4点以上確保しましょう。(※もちろん、総得点の基準点もあるので全科目4点では足りませんので、総合で45点取る必要があります)

 

 まとめ

過去20年間の社労士試験択一式からみると、

合格基準点は45点以上、救済の可能性は低いので各科目4点以上

救済の可能性がここまで低いと、択一式は無いものと考えた方が良いでしょう。

救済に頼らず、全科目4点以上、総得点で45点以上を目指すようにしましょう。

例えばですが、全科目、全問正解する必要はありません。平均で6~7点とればOKで、苦手な科目が4点だっとしても得意な科目でカバーできればクリアできます。苦手科目を作らないのが社労士試験対策の鉄則ですが、どうしても得点が伸びにくい科目は出てくるので、そういった科目は最低でも4割の知識でクリアすると考えれば、すこし学習への意欲もラクになるかと思います。

過去20年間のデータは一度チェックしておくと何か役に立つかもしれません。

選択式はこちらで公開

 

毎年高い合格率の社労士講座フォーサイトでは2022年度講座がスタート
合格に必要な教材が揃ったバリューセットがお得な価格で受講!

詳しい情報は公式サイトをチェック↓↓

 

スポンサードリンク