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社会保険労務士(社労士)試験というものは、本当に範囲が広くなかなか知識を覚えるのが難しい試験です。
一つひとつは難しくなくても、それが複数あったり似たような法則や数字があったり、頭がうまく整理しきれない部分もあります。
毎年4月には細かい改正が加わり、今まで覚えていたことが変わったりと、何かと受験生を悩ませます。
社労士試験に出題される知識は一度の学習で完全に覚えれるものではなく、何度も繰り返し復習することで徐々に記憶の定着が進みます。
「復習」や「繰り返し」というのは、社労士試験に合格するためには欠かせないもので、学習計画にきちんと取り入れる必要があります。
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「復習」は疎かになりがち
「またこれ忘れた」
「前まで覚えていたのに急に思い出せない」
なかなか記憶に残らず、イライラ…嫌気がさすこともあるでしょう。
覚えては忘れ…覚えては忘れ…の繰り返し…
こういった受験生の方は多いはずです。
社労士試験のように膨大な範囲の資格試験を勉強する場合、どんどん先に進みたいという気持ちがどうしても入ってしまいます。
最初は丁寧に読んでいたテキストも、途中から「早く進みたい」「早く進まないと間に合わない」といった焦りなどから、学習が疎かになりがちです。
そうなると、「復習」も同じ運命…一度後戻りなんて面倒なことは後回しになります( ;∀;)
全体的にフワッと復習…NG
復習なんてしない!といった受験生はさすがにいないかもしれませんが、
新しい科目を進めていく中で、必要に応じて適度に、全体的に復習に取り組むといったケースが多いです。
もちろん、「必要に応じて」という柔軟性も大切で、効率を考えるとNGではありません。
ただ、全体的にそうしてしまうと、全体的に知識がふわっとしか覚えることができなくなります。
特に最初はそうです。
科目同士でも、関連ある法則があったりするので、それが連動するのはよくありません。
先に進むことは100%しないといけないですが、
特に過去によく出た頻出分野
苦手な分野や理解が苦しい分野
については、適切なタイミングで定期的に復習に取り組むのが理想です。
復習の適切なタイミング
「適切なタイミング」ですが、まずは翌日の復習です。
前日に学習した知識を思い出し、テキストを読んだり過去問を解きます。
頻出分野・苦手分野に着目して行うことで、知識を高めていきます。
更にそれを1週間後、1カ月後と間隔を空けて再度復習します。
こうすることで、記憶の定着につながりやすくなります。
この間隔の間に、科目をどんどん進めていきます。
復習のために戻るタイミングとして、
・学習した翌日
・1週間後
・1ヵ月後
です。
その間に進みます。進んでは頻出・苦手分野の復習を、1ヵ月に3回できればベストかと思います。
復習のルールを作る
すべての出題範囲に対して、完璧に復習するのは時間が足りません。
もちろん、1年くらい学習期間があるなら別ですが、私の場合はたった6ヵ月しかなかったので、復習する内容にはある程度決まり事(ルール)を作りました。
半年じゃあ時間が足りませんので…
復習のルール
・十分理解できている分野
・100%間違えない分野
これらについては、特に念入りな復習は必要ありません。
次の周回でまた読めば良いですし、3周目以降なんて飛ばしている分野もありました。
そうしないと時間が勿体ないですしね(‘ω’)ノ
・頻出分野
・苦手分野
・いまいち理解できない、全く理解できない分野
については、復習の対象とします。
というか、復習はこの分野にフォーカスします。
そうすると、膨大な範囲の復習は必要なく、自分にとって本当に必要な分野だけを効率よく復習できます。
頻出分野でも、100%間違えない自信があれば対象外にしても良いですが、最低でも1回は復習しておきたいところです。
普段からやっておくべきこと
お分かりかと思いますが、そのためにやっておくべきことがあります。
それは、基本テキストや過去問をやる中で、復習が必要な部分が、後ですぐに分かるようにしておくことです。
これをやらないと、効率の良い復習はできません。
・着目しやすい色のマーカーを引く
・付箋を貼る
など、自分の分かりやすい方法で良いです。
私は蛍光マーカーを使いました。
とにかく、後でテキストや過去問を見たときに、すぐにここが苦手と分かるようにすればOKです。
ただそれだけですが、読んでいく中で忘れずにチェックするようにしましょう。
まとめ
ヒトは忘れる生き物…ですが、適切なタイミングで繰り返し復習すれば、試験当日くらいまでなら覚えられたりします。
一生は難しいでしょうけど、目標は社労士試験合格!
とにかく本番に覚えていればOKなので、復習のタイミング、やる内容を決めて取り組みましょう。
また、効率よく学習を進めるために、プロの力を借りるのが良いですね。
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