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受験手数料改定

今回は一般常識の改正点です。第53回社労士試験の対象となります。

社労士試験の受験料の改定に関する改正政令が公布・施行されました。

受験手数料はこれまで9,000円でしたが、15,000円への改定となります。値上げです(゚д゚)

 




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 社労士試験の受験手数料が15,000円に改定

社労士試験の受験手数料は以前より見直しが検討されていました。

そして今年、価格改定が決定し施行されました。

従来の価格(令和2年まで):9,000円

改定の価格(令和3年より):15,000円

社会保険労務士法施行令 内閣は、社会保険労務士法(昭和四十三年法律第八十九号)第十二条第一項、第二十七条ただし書、第三十条及び附則第八項の規定に基づき、この政令を制定する。(受験手数料)第一条 社会保険労務士法(以下「法」という。)第十二条第一項の受験手数料の額は、一万五千円とする。2 法第十三条の五において準用する法第十二条第一項の受験手数料の額は、一万五千円とする。

 

 改定された理由は?

価格が改定された理由としては、以下のように回答されています。

「試験の実施における新型コロナウイルス感染症の感染予防対策の必要性や、積立金の状況、受験者数の実績等を踏まえると、現行の受験手数料では令和3年度以降、試験を安定的に継続して実施していくことが困難であることから、試験事務の実施に要する費用を勘案し、受験手数料の引上げを行うもの」

とされています。

現在の手数料では運営が厳しい…ってことでしょうか。

 

 今後、受験手数料の引下げはあるのか?

今後、社労士試験の受験手数料の引下げはあるのかという点ですが、

「試験事務の効率化や受験者の利便性の向上に取り組むとともに、試験事務の運営状況も注視しつつ、必要に応じて受験手数料の見直しを行ってまいります。」

と、当然ですがハッキリしない回答となっています。ただ、これまでの推移を見ると値上げしていってます。

 

社労士試験の受験手数料推移

これまでの受験手数料の推移を見ると、値上げしていってます…”(-“”-)”

平成3年では2,950円でしたが、平成6年には3,600円…

平成9年には4,100円、

平成12年には9,000円、

そして令和3年に15,000円、

と、3年毎に見直しがありましたが、令和3年まで値上げはありませんでした。

今回はなんと20年ぶりの値上げとなります。

 

高い? 人気士業の受験手数料は1万円は超え

9,000円から15,000円という、6,000円アップの改定は「高い!」と思う方も多いかもしれません。しかし、他の士業に関する資格試験はそれなりの受験手数料です。

例えば司法試験は28,000円!士業関連では一番高いです。

公認会計士は19,500円、弁理士は12,000円、税理士(5科目)は10,000円と、いわゆる名が良く知れている人気の士業資格は1万円以上です。とはいえ、値上げと聞くとやっぱり嫌ですね。。。

 

 今年の社労士試験でも暗記しておくべき数字

受験する方は実際に支払うので、恐らく覚えやすい数字かと思います。

社会保険労務士法の範囲になるので、一応試験範囲で改正点に当たります。

数字なので選択式での出題も有り得ます。押さえておきましょう。

 

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