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今回は少し余談?に近いかもしれません。それくらい軽い気持ちで…

社労士試験の一般常識対策として、白書対策があります。

白書は「労働経済白書」と「厚生労働白書」がメインになってきますが、実は「社会保険労務士白書」という白書があります。

全国社会保険労務士会連合会のホームページに掲載されており、少し前に最新版2024年バージョンが公開されています。

労働経済や厚生労働の白書は出題されるため、試験対策として重要ですが、この社会保険労務士白書はこれまで出題実績がありません。

ちなみに古いもので2020年版が確認できるので、最近といえば最近のものですね。

この社会保険労務士白書の内容ですが、社会保険労務士に関する色々な事を知ることができます。

中身を拝見すると、98ページもあるではないですか!( ゚Д゚)!

例えば、社会保険労務士制度の誕生についてですが、内容を一部抜粋、省略すると、

戦後の復興期に合わせて日本の雇用・労働体制が確立されるとともに、社会保障制度の整備が急ピッチで進められた。これに伴い、多様化した中小企業の労務管理への対応および社会保険に関する事務処理に専門的な知識・経験が必要となり、これらの事務を専門的に行う職業として誕生。一方で、これらの代行業務を請け負うにあたって著しく高額な報酬を求めたり、あるいは労働争議に不当に介入する者が現れ、「業界団体を結成し、自主的な規律の確立と資質の向上を図るべき」という機運が高まるようになった。こうした流れを受け、「労務管理士」、「社会保険士」が誕生した。その後、両士は広く認知され、社会における重要度も増した。そのような動きを受け、両制度を併せて法制化する動きが活発となり、昭和43年6月3日に社労士法が公布、同年12月2日に施行され社会保険労務士が誕生した

昔は労務管理士と社会保険士がいたのかと、知らない事もあり、個人的には興味がありました。

その他にも、

  • 制度の沿革
  • 登録状況
  • 紛争解決手続代理業務試験の状況
  • 社労士試験の状況
  • 連合会や都道府県会の事業内容、財政状況

といった内容も記されています。

試験対策上、重要ではありませんが、空いた時間があれば見てみるのも良いでしょう。

ただ、決して試験対策として覚えるような事はしなくてOKです(^^;

こちらでも詳しく>全国社会保険労務士会連合会のホームページ

 

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