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【令和5年度(第55回)社労士試験対策】
徴収法の改正情報です。徴収法の範囲にある雇用保険料率について、令和5年度の雇用保険料率が公開されました。
ここでは最新の雇用保険率、試験対策を解説しています。
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令和5年度 雇用保険率
雇用保険料率は毎年見直しがされます。
昨年受験された方は知っていると思いますが、令和4年度の雇用保険料率がややこしく、年度前半(令和4年4月~9月)、年度後半(10月~令和5年3月)では率が異なるという、2倍覚えないといけない年でした。
しかし!今年はラッキーな年で、覚えやすい数字です。
令和5年4月1日~雇用保険率
◆ 一般の事業:15.5/1000
◆ 農林水産・清酒製造の事業:17.5/1000
◆ 建設の事業:18.5/1000
※令和5年4月1日~令和6年3月31日までの雇用保険料率
前年との比較ですが、一般の事業は13.5→15.5、農林水産・清酒製造は15.5→17.5、建設は16.5→18.5と、2.0引き上げとなっています。
労働者負担と事業主負担
これらの率の内訳は、大きく労働者負担と事業主負担に分かれます。
【一般の事業:15.5の内訳】
(労働者負担 6/1000 事業主負担 9.5/1000)
【農林水産・清酒製造の事業:17.5の内訳】
(労働者負担 7/1000 事業主負担 10.5/1000)
【建設の事業:18.5の内訳】
(労働者負担 7/1000 事業主負担 11.5/1000)
試験対策として※数字の覚え方
雇用保険率は徴収法で選択式・択一式でも出題実績がありますので必ずチェックしておくべきところです。
今回の改定は出題者側も出題しやすい数字ですので、試験に出る可能性は高いです(‘ω’)ノ
選択式対策としては数字の暗記です。
分母の1,000より、分子を覚えましょう。
すべて0.5単位の数字で、15・17・18の順で覚えておけばイージーかと思います。
また、負担割合ですが、労働者負担だけを覚えておけば、あとは引き算で事業主負担も出てきます。
6・7・7と覚えておきましょう。
今年は覚えやすい数字でラッキーな年です♪
択一式の出題形式としては、「前年と比べてどうなったか」を論点にしてくる可能性があるので、前年とは2.0上がったことを押さえておきましょう。
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