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第51回社労士試験の結果発表

ついに…2019年8月25日(日)に行われた第51回社会保険労務士試験の結果が、本日11月8日(金)に公表されました。

ここでは、試験結果の概要(合格者数や合格率)、解答一覧、合格基準点(救済情報など)を紹介しています。

試験結果の振り返りなどにお役立てください。

 




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第51回社会保険労務士試験結果の概要

第51回社会保険労務士試験では、

受験申込者数 49,570人

受験者数 38,428人

合格者数   2,525

合格率     6.6%

という結果です。

以下、申込者数、受験者数、受験率、合格者数、合格率のまとめと、それぞれ昨年との比較です。

令和元年度社労士試験結果・昨年との比較

前年と比べて、合格者数は4.6%増え、合格率も4.8%高くなりました。

受験者数は昨年とほぼ同様ですが、合格者が昨年より増えたたため合格率が上がっています。

受験者は昨年と比べて+1人(免除者は+10人)

合格者数は昨年と比べて+112人(免除者は+8人)

合格率は昨年と比べて+0.3%(免除者は+0.7%)

全体的に引き上げとなっています。

 

合格基準点・配点・正答

第51回社会保険労務士試験の基準点、配点、正答です。

基準点・配点

合格基準

次の2つの条件を満たした者が合格

①選択式試験は、総得点26点以上かつ各科目3点以上(ただし、社会保険に関する一般常識は2点以上

②択一式試験は、総得点43点以上かつ各科目4点以上(救済措置なし

 

配点

①選択式試験は、各問1点とし、1科目5点満点 合計40点満点

②択一式試験は、各問1点とし、1科目10点満点 合計70点満点

 

選択式は社会保険に関する一般常識が救済措置です。

択一式は救済措置科目はありません。

 

試験問題の正答

第51回社労士試験解答速報まとめ

結果は以前から当サイトで紹介していた解答速報と同じでした。

合格された方…おめでとうございます☆

 

 

平均点

選択式

総得点

平均23.7点(昨年より+3.2点)

科目別平均点

科目平均点最も多い得点(構成比)
労働基準法及び
労働安全衛生法
3.4点4点(30.1%)
労働者災害補償保険法3.9点5点(29.9%)
雇用保険法3.5点5点(23.6%)
労務管理その他の労働
に関する一般常識
2.5点2点(31.7%)
社会保険に関する
一般常識
1.6点1点(34.4%)
健康保険法2.8点3点(24.3%)
厚生年金保険法2.8点5点(21.5%)
国民年金法3.3点5点(27.0%)
合計23.7点3点(22.0%)

社会保険に関する一般常識の平均点が目立って低い結果になりました。救済措置にも表れています。

択一式

総得点

平均30.2点(昨年より-1.9点)

科目別平均点

科目平均点最も多い得点(構成比)
労働基準法及び
労働安全衛生法
4.7点5点(21.3%)
労働者災害補償保険法5.0点5点(19.7%)
雇用保険法4.2点3点(16.3%)
労務管理その他の労働及び
社会保険
に関する一般常識
3.9点4点(21.6%)
健康保険法3.9点3点(20.5%)
厚生年金保険法4.8点4点(15.1%)
国民年金法3.8点3点(19.2%)
合計30.2点4点(18.3%)

 

合格者の年齢・職業・男女比・推移

合格者の年齢

令和元年度社労士試験結果・受験生の年代

受験生の年代について、24歳以下は昨年とほぼ同等数です。

昨年より増えたのが、30~34歳(+2.4%)、35~39歳(+1.2%)、40~44歳(+0.6%)50~54歳(+0.7%)

特に30代の受験生が昨年より多くなりました。

昨年より減ったのが、25~29歳(-1.0%)、45~49歳(-1.9%)、55~59歳(-1.1%)、60歳以上(-0.9%)

40代後半の減少が目立ちました。

合格者の職業

令和元年度社労士試験結果・受験者の職業

受験生の職業については、学生・無職・団体職員・役員は昨年と比べてほぼ違いはありません。

昨年より増えたのが、会社員(1.5%増)、公務員(1.5%増)

昨年より減ったのが、その他(-1.8%)、自営業(-0.9%)

といった結果です。

 

合格者の性別

令和元年度社労士試験結果・受験者の性別

性別については、昨年と比べて大きな違いはありません。

細かく見ると、男性の受験生は昨年より-0.8%減、女性の受験生は0.8%増です。

近年は、65%が男性、35%が女性といった感じが平均値となっています。

 

推移

令和元年度社労士試験結果・過去の推移

(出典:社労士試験センター

相変わらず、受験生は大きく伸びることなく、昨年とほぼ同等数となっています。

平成22年からの10年間を見ると、受験者数は減少傾向と言えます。

※申込者数も同様のことが言えます。

一方、合格者数は平成27年を底に、やや上昇しています。

合格者の人数的には昨年とほぼ同等数です。

 

官報・試験センター・厚労省のサイトでもチェックできる

社労士試験の合格情報については、インターネット官報や、社労士試験オフィシャルサイト、厚生労働省のサイトでも詳しい情報をチェックすることができます。

ただし、

官報については8:30公開ですが合格者番号のみです。

社労士試験オフィシャルサイトでは9:30公開で合格者番号や合格率、解答一覧などもチェックできますが、当日はアクセスが殺到しているかと思います。※繋がりにくい

厚生労働省のサイトでは概要や考察、科目別状況表、構成比など、より詳しい情報を公開しています。(公開時間不明)

インターネット版官報はこちら

社労士試験オフィシャルサイトはこちら

厚生労働省サイトはこちら

 

まとめ

令和になって初の社労士試験…合格された方、おめでとうございます!

合格率は6.6%と、平成27~28年度に比べると高いですが、それより以前と比べるとやはり合格率は低い水準となっています。

選択式は例年どこかの科目が救済措置として基準点の引き下げがあります。

社会保険に関する一般常識が対象となることについては、様々な媒体で予想されていました。

択一式は平均値などが昨年と同様の感じなこともあり、引き下げはなし…極端に難しかったという講師の声もあまり無かったため、予想通りの結果という方も多いでしょう。

残念な結果だった方も気持ちを切り替え、来年度の試験に向けて徐々に学習をスタートさせましょう!

覚えた知識は忘れてしまうことがあるので、リスタート早めに!

 

2019年度(令和元年) 第51回 社会保険労務士試験の結果発表でした。

 

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