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年金アドバイザー3級

「厚生年金や国民年金の科目を理解できない…そんで苦手…」

「年金科目が原因で前回の試験に落ちてしまった…」

など、社労士試験は何かと”年金2科目”に悩まされるケースが多いです。

そこで!

社労士試験の学習を進めながら、「年金アドバイザー3級」を目指してみるのも、社労士試験の対策方法のひとつです。

名前の通り年金に関する資格であり、社労士試験において強力な知識となります。

 




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年金アドバイザーとは

資格保有者

で、いきなりですが、年金アドバイザーってどんな資格?と気になるところですね。

年金アドバイザーは、年金に関連する法令知識をもとに、年金の相談や指導スキルの認定を行う資格試験です。

階級は2級、3級、4級がありますが、3級を目指すべきでしょう。

何故なら、4級は簡単すぎます。

2級は逆に難しくなり、社労士試験の学習と並行するのが難しくなります。

※複雑な学習内容や具体的な年金の額を計算したりします…

むしろ2級は既に社労士試験に合格し、更なる年金スキルをアップさせる方向けのハイレベルです。

3級であれば、年金制度に関する基本的な知識から、実際に年金の相談に対応できる実践的な応用力も身に付けることが可能です。

出題形式はすべてマークシートなので、社労士試験と同様なのも効果がある理由の一つです。

 

年金アドバイザー3級 概要

受験資格特に無く、どなたでも受験可能
試験地全国47都道府県で実施
受験料4,320 円 (税込)
試験時間150分
※試験開始後60分間,終了前10分間は退席禁止
持込品・受験票
・HBの鉛筆
・消しゴム
・電卓(1台のみ使用可)
※金融計算電卓、関数・メモ機能付きは不可
※演算機能のみを有するもの
※通信機能を有しないもの
出題形式五答択一形式(マークシート式)問題が計50問出題
・基本知識:五答択一式 30問(各2点)
・技能/応用:事例付五答択一式 10事例20問(各2点)
合格ライン満点の60%以上
試験委員会にて最終決定
出題範囲・わが国の社会保険制度とその仕組み
・年金制度とその仕組み
・年金給付の種類と支給要件
・企業年金個人年金の仕組みの要点
・裁定請求手続きと年金受給者の手続き
・その他

 

社労士試験の厚生年金や国民年金では条文を中心に学習していきますが、具体的な事例まで学ぶことはほぼありません。

社労士の資格を今後大いに活かしたい、独立開業を狙うのであれば、単に条文知識だけでなく実際に活用できる知識に伸ばしていく必要があります。

そのためには社労士試験の学習とは違った視点からの学習が必要になってくるわけです。

そこをうまくカバーできるのが年金アドバイザーの資格です。

社労士試験の学習範囲とは違ったアプローチから学習し、実際の年金実務に対応できる力を身に付けることができます。

社労士知識とも密接な関係があるので、相乗効果で年金2科目の強化を図ることができます。

 

 

なぜ社労士の年金科目を苦手とする方が多いのか…

疑問

人の事は決して言えず、私自身も年金科目が苦手でした。

テキストを見ても年金科目は量が多いし、覚える文言や数字、年号もあるし、その上厚生年金と国民年金の似たような学習がある…

学びたての頃は頭がごちゃごちゃになってました(^^;

恐らく、社労士試験特有の「堅苦しい条文」をそのまま丸覚えしようとするので苦手な方が多いように感じます。

また、条文と具体例がマッチしないので現実味を帯びないのも原因のひとつでしょう。

労働基準法なんかは実際に働いている社会人にとっては入りやすい法令知識のはずです。

これは実際に体験している“事例”から考えることができるからです。

その点、年金科目については、受験生の中にはまだ年金を受給していない方も多く、具体的な相談を受けたケースも少ないでしょう。

 

社労士試験の対策として年金アドバイザーを取り入れることで、年金科目の法令をより具体的に考えて問題を解くことができるようになります。

堅い条文と柔らかい具体例がマッチすることで、ややこしい年金科目の理解が進んでいくはずです。

 

年金アドバイザー3級の学習方法は?

年金アドバイザー3級の取得を推奨していますが、合格率は毎回30~40%と、簡単な資格試験ではありません。

社労士試験に集中し過ぎて軽視した学習になってしまうと、恐らく合格は難しいでしょう。

なので、合格を目指すのであれば、きちんと社労士試験のようにしっかりと対策していく必要があります。

※この対策が社労士試験に対して無駄になることはないでしょう。

3級の対策としては、経済法令研究会の公式テキストと問題集を活用しましょう。

ここでは学習すべきポイントが整理されているので、このテキストと問題集を繰り返し学習すれば十分合格を目指せます。

 

 

まとめ

これから社労士試験を目指す方、前回社労士試験が駄目だった方、年金科目が苦手な方は、一度「年金アドバイザー3級」を検討してみてはいかがでしょうか。

余計な知識はいらない!という意見もありますが、社労士試験における年金科目の学習内容では、これまでと同じく知識が浸透しない可能性もあります。

一度、年金アドバイザーのような”具体事例”から、柔らかいイメージを膨らませて学習することで、より理解と記憶が進むはずです。

社労士合格を目指すのに年金アドバイザー3級の合格は必須ではありませんので、社労士試験の学習の一環として、年金アドバイザー3級の学習も取り入れてみてください。

 

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