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社労士試験では”法律の関連性”を知ることで理解度アップ⤴
寒くなってきました。
体調を崩すと学習に影響してくるので注意しましょう( ゚Д゚)
さて、社労士試験を学習するうえで、様々な法律を学習します。
実は、法律の中には、法律同士が関連しているものもあります。
例えば労働基準法関連だと、
・労働基準法
・労働安全衛生法
・労災保険法
・最低賃金法
・賃金の支払いの確保等に関する法律
・労働時間設定改善法
・労働契約法
などが挙げられます。
ご存知の方も多いと思いますが、労働安全衛生法は労働基準法から分離した法律です。
労働者を守るという概念から、労働者を健康や災害から守る法律として労働安全衛生法や労災保険法などがあります。
※労災保険法は労働基準法8章の災害補償が保険制度化されたもの
それを踏まえ…
労働基準法では、
【第28条】賃金の最低基準に関しては最低賃金法の定めるところによる
【第42条】労働者の安全及び衛生に関しては、労働安全衛生法の定めるところによる
【第93条】労働契約と就業規則との関係については労働契約法の定めるところによる
というように、労働基準法内では他の法律に委ねる規定が制定されています。
その他では、健康保険法や国民健康保険法などですね。
もちろん、これだけではありませんが、社労士試験の学習では、それぞれの法律が密接な関連性を持っていることが多いです。
法律の考え方の基本となるものがあり、
・必要性に応じてそれをより詳しく制定されたもの、
・同じような規定が制定されているもの、
・同じように思えるが、実際その影響を受ける人の状況が全く違うため別々の制定されたもの、
など、同じような規定で複雑になることもありますが、関連性を知ることで理解度が上がったりします。
特にテキストで学習する際は、場所が隣接していないこともあるので、「複雑」と感じることがあります。
しかし、学習を進める中で、「あ、これってなんだか労働基準法に似たような規定があったな」と思いだすことで、法律の考え方のベースを理解した上での学習を進めることができます。
本質ですね。
本質を理解したうえでの学習はより理解度が上がります。
“そもそもこれの法律の本質って…”
と一呼吸置いて考えたり、思い出すことで、法律同士のつながりを理解することができるでしょう。
これは知っておくと、役立つかと思います。