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社労士試験の基本テキストの分冊が完了し、いよいよ最後の準備段階です。
基本テキストの文章にマーキングをしていきます。※入門テキストには必要ありません。
分冊同様、1,000ページ近くあるので少し時間が掛かりますが、勉強を効率よく進めるためにもぜひやっておいた方が良いです。
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マーキングする理由
まずはマーキングする理由から…
社労士の基本テキストは文字数がかなり多いです。
そして各法律ごとに章が分かれており、それぞれ
・総則
・各法条
・更に分類された見出し
・解説
といった感じで、テキストには見出しなどの構成があります。
ボリュームが少ないテキストには必要ありませんが、社労士試験のように範囲がとても広く、文字数が多い知識を勉強していると、自分が今、どの部分のどこを勉強しているのか、分からなくなってきます。
そう、しばらくすると「混同」してきます。
例えば…
A年金という法律があって、
その中のB条があって、このB条の支給期間の解説があるかと思えば、
次にC条の支給期間を解説していたりします。
更にD条の支給期間が出てくることもあります。
社労士試験の学習では、同じような言葉や規定が沢山出てきます。これを繰り返されると、さすがに知識がごちゃごちゃになってきます。
読んでいても迷子になってしまうんですね。
いやいや自分はそんなことならない!
っと思っていても、これだけのページ量、ややこしい内容、同じような文言も沢山あるので、読んでいるとどこの部分をいっているのか必ず分からなくなります。
そこで役立つのがマーキングです。
自分でルールを作って色を決め、各見出しにマーキングを行うことで、今読んでいるところがどこの構成の部分なのか、一目で分かるようになります。
最初は慣れないかもしれませんが、読み続けていくことで、自然と色の役割を判断できるようになってきます。
なので、マーキングする意味は、どこの部分を勉強しているのか迷わないためです。
以下の、マーキングなしのページと、マーキング有りページを比較してみてください。
マーキングの重要性が少しでもお分かりいただけるかと思います。
具体的なマーキングの方法・流れ
マーカーを準備する
マーカーは、蛍光マーカーを使用します。色が5,6色セットになっているのがベストです。
100円ショップでも売っていますが、結構沢山のラインを引くのでインク量が足りないかもしれません。
ちなみにゼブラの蛍光ペンは結構長持ちしました。
その他、文房具ショップやネットでも販売しているので、以下を参考に探してみてください。
色の役割を決める
5,6色ある中で、それぞれの役割を決めます。
3色あればいけると思いますが、テキストの構成に合わせてください。
例えば、
ピンクは大分類
黄色は中分類
オレンジは小分類
といった感じにします。色は自由に決めて良いですが、できるだテキストの配色と混同しないように注意してください。
マーカーを引く
では実際にマーカーを引いていきます。私が実際に持っている基本テキストの例を参考にしてください。
画像をもとに解説すると、
「労働条件の決定」が大分類
「労働条件の決定」「労働協約等」が中分類
「労働協約」「就業規則」が小分類
といった感じで、色分けしてマーキングしています。
最初はどこがどの分類なのか考えると思うのでゆっくりになりますが、マーキングしていくうちに素早く判断できるようになってきます。テキストのデザインやクセを発見できます。
私が実際に使っていたテキストだと、
〇で囲まれた数字の文章は大分類
□で囲まれた数字の文章は中分類
()で囲まれた数字の文章は小分類
となっているのが分かると思います。非常に分かりやすいですね(・∀・)
こんな感じでテキストのデザインやクセを見つけることができれば、スピードを上げてラインを引いていけます。
時間は掛かるが価値あるものに!
すべてのページにラインを引きます。これも分冊と同様に、1日で完成させるのは大変ですので、数日かけて完成させましょう。
少し大変な作業ですが、必ず読みやすさの点で効果が出てくるので、時間をかけてでも完成させる価値は大いにあります。
何も手を加えていないテキストより、自分なり手を加えたテキストのほうが愛着がありますしね!
さぁいよいよ本格的に勉強スタートですが、でも実は!もうすでに!少しばかり勉強はできています。
多分お気付きかと思いますが、そのワケは次の記事で!