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社労士勉強方法8月

いよいよ最終月、社労士試験本番の8月です。

最後の追い込みのため、いつもより少し学習時間を増やしましょう。

勉強科目は全10科目+法改正・白書統計ですが、苦手分野に注力、過去問演習、法改正・白書統計対策を行うなど、直前期ならではの学習を工夫していきます。

※全体のスケジュールや勉強時間などは、こちら(6ヶ月で社労士合格を目指せるスケジュール)で確認してください。

 

 




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8月の勉強科目

8月は全10科目に加え、法改正・白書統計対策をしていきます。

・労働基準法
・労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法
・雇用保険法
・徴収法・健康保険法
・国民年金法
・厚生年金保険法
・労務管理その他労働に関する一般常識
・社会保険に関する一般常識
 +法改正・白書対策

 

学習で使う教材

・講義メディア
・基本テキスト
・過去問
・法改正・白書対策のテキスト

 

8月の学習時間について

時間の使い方

8月は試験当月です。最後の追い込みを掛けるため、この月だけでも勉強時間を少し増やしましょう。

増やすといっても寝る間を割いてでも勉強する!は絶対NGです。脳が疲れて逆効果になるので、いつもより+1時間、休日もちょっとだけ勉強するなど、決して無理しない程度に増やしましょう。

試験直前に勉強した知識は記憶に残りやすいので、集中的にやっていきましょう。

 

8月の学習ポイント

さて、学習方法ですが、8月では重要な3つのポイントに分けて学習を進めていきます。

それぞれ解説していきます。

 ① 苦手重視でサラッと10科目・数字の暗記を本格的に

勉強

講義メディア基本テキスト

講義メディアを見て、基本テキストを読む…これを1科目ずつやっていきます。

「あれ?過去問は?」もちろん過去問もやります!でも8月については、過去問だけやり方を変えます。この点は次で解説

まずは講義メディアと基本テキストの学習方法について、

注力ポイントがあります。

それは、7月でチェックしてきた苦手部分です。10科目全てやりますが、

既に理解できている部分は流す感じで…

苦手な部分は集中的にやるといった感じで…

数字を暗記する

学習にメリハリを付けていきます!

念のため、理解できている部分も最終確認という意識で一応サラッとチェックしましょう。

苦手部分はしっかりと時間を掛けて、何度も確認して覚えます。

“講義メディアで理解できている部分は2倍速で…苦手な部分はゆっくり再生で…”

“基本テキストで理解できている部分は速読、苦手部分は何度も読み返す…”

といった感じです。こうすることで、かなり早い時間で10科目の勉強ができます。

あとは数字です。

例えば雇用保険法等では数字の問題が良く出題されます。もちろん、雇用保険法だけでなく、全科目、出題実績のある数字、改正があった数字は8月にしっかりと暗記します。試験直前に覚えた内容は本番でも記憶に残りやすいので、数字を覚えるのはまさに今のタイミングというわけです。

 

苦手分野をそのまま残したり、主要な数字を暗記しないと合格が難しくなるので、不安な部分を無くすという意識で取り組みましょう。そして、過去問については、今までとやり方を変えます。

Point!
講義メディア → 基本テキスト のルーティーンで10科目勉強する

苦手部分は集中的に勉強する

主要な数字・改正があった数字をしっかり暗記する

 

 ② 過去問を使った実践練習

過去問

過去問を使い、実際の試験時間を計って解答していきます。つまり、模擬試験の要領です。

1日1回、1年分の回答を行い、合計で10年分を練習します。

(今日は令和△年度の問題、明日は令和〇年度の問題など)

もちろん、全10科目、選択式も択一式も両方時間を計って行います。本試験の時間としては、

● 選択式:80分
● 択一式:210分

となっていますのでこの時間を計ってやりましょう。きちんと採点も行い、平均的な合格ラインに達しているか確認します。

実はこれ、かなり効果的です。

まず、試験時間内に間に合うか…という確認ができ、時間のトレーニングになります。

そして、今までなら1科目ずつやってきましたが、8月では1回で全10科目やるので、しっかりと知識を覚えているのか、という、全体的な知識の総確認ができます。

過去問は何度もやっているはずなので、この時点で合格基準に満たない科目が偏っていたら要注意です。そのため、自分なりに採点表を作って見直すことをオススメします。メモ用紙でも良いので、過去10年分、全10科目の各得点を書いていきましょう。

そうすると、今まで自分では気づかない弱点発見につながることもあります。10年分やってみて、意外とこの科目の得点が伸びない…など、直前期の対策としてピッタリなのでぜひ取り入れてください。

Point!
過去問は1回で全10科目(年度別)を繰り返す

本番と同じ時間で行い、時間内に解答できるか確認する

過去10年分、10科目の各得点表を一覧で書き出すことで苦手チェックにつながる

 

 ③ 法改正・白書統計対策

忘れてはいけない、法改正と白書統計対策もやります。対策が難しいのでついつい後回しになりがちですが、これをやらないと合格率が下がるので必ずやりましょう。

とはいえ、法改正・白書統計対策は7月と同じです。法改正・白書に特化した教材で学習します。

市販のテキスト教材なら、TAC無敵の社労士 完全無欠の直前対策←実際私も使用しました。

単科の通信講座なら「社労士講座フォーサイト」がオススメです。

法改正は出題率が高いので、詳しい部分までチェックしておいた方が良いでしょう。年度によりますが、白書統計程多くないので細かいところまで学習できるはずです。

白書統計については、ポイントがあります。

あまり深く掘り下げて学習しない
テキストで太字になっている部分をしっかりチェック
出題実績があるテーマの数字(特に最大・最小)、最大と最小は何か、上下増減の傾向、〇年連続
過去3年以内に改正があった箇所

上記のポイントを中心に学習します。特に出題実績のある数字の増減傾向は覚えておいた方が良いかと思います。

また、できるだけ繰り返すことが大事です。

細かい数字は長期的に記憶するのが難しいので、記憶に残りやすい試験直前まで対策を続けましょう。

Point!
法改正 白書統計対策に特化したテキストを使用

法改正事項は出題率が高いのでできるだけ詳しく学習

白書統計は深く掘り下げず、太字、出題実勢がある箇所、数字の傾向に注意して繰り返し覚える

 

いよいよ本番!社労士試験当日について

社労士試験の概要

社労士試験の前日まで、苦手対策、過去問演習、法改正・白書対策は続けましょう。

そして試験当日です。

直前まではテキストなどで勉強をしましょう。会場に行けば分かると思いますが、受験生みんなギリギリまで追い込んでいます…(@_@)!

ここで注意点!試験会場に持っていく教材についてです。

講義メディアは長いので、試験直前に向いていません。テキストが良いですが、持っていくものは絞ります。ついつい気合いを入れて、お守りのように色々と持っていきがちですが、たくさん持って行っても全部読めないですし、むしろ重たいだけです…

私の場合は、法改正・白書対策のテキスト1冊だけ持っていき、試験直前まで重要な用語や数字を確認していました。実際、この1冊だけでも全部読みきれません。それに会場の独特な雰囲気もあるので緊張感でなかなか読み進めれないんですね。

なので、極端な話、テキストや自分でまとめたノートなど、何か1冊で良いと思います。あとは以下の持ち物をお忘れなく

 試験当日の持ち物

● 受験票
● 筆記用具(HBの鉛筆・シャーペンを複数本、プラスチック消しゴム)
● 腕時計 (通信・計算機能がなく音が鳴らないもの※音無し設定できるもの)
● 必要な方は眼鏡
● 飲料水 (ペットボトルのみ可)

● 昼食  (持参がオススメ)
● 写真付き身分証明書(運転免許証・パスポート・社員証・学生証等)● 受験票
● 直前まで学習する教材1冊

※蛍光ペン、色鉛筆、定規、鉛筆削り等は使用できません。
※特別措置を除き、座布団の使用は認められていません。
※飲み物、昼食、身分証明書、教材は机の上に置きませんが必ず持参しましょう。

そして試験本番…頑張ってください

 

8月まとめ

◆教材  (講義メディア・基本テキスト・過去問・法改正白書テキスト

◆学習科目(全10科目+法改正・白書統計)

【学習Pointまとめ】

苦手重視サラッと10科目・数字の暗記
  ・講義メディア・基本テキストのルーティーン
  ・苦手分野に時間を掛ける等メリハリをつける
  ・主要な数字・改正があった数字をしっかり暗記

過去問を使った実践練習
  ・1日1回、全10科目(年度別)を模擬試験の要領で行う(時間計る)
  ・時間内に間に合うか確認
  ・苦手科目のチェック

法改正・白書統計対策
  ・法改正 白書統計対策に特化したテキスト使用
  ・法改正は出題率が高いのでできるだけ詳しく学習
  ・白書統計は深く掘り下げず、太字、出題実勢がある箇所、数字の傾向に注力

【試験当日について】

 社労士試験当日は何か1冊だけ教材を持っていく
 気合を入れて色々持って行っても荷物になるだけ…お気に入りの1冊を!

 

以上、社労士試験の勉強を始めた2月後半から8月まで、約6ヶ月間の流れを解説してきました。

また別記事で細かい勉強のコツなども紹介していきます。

 

 

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