本記事はプロモーションを含みます
さて、これで必要な教材などが揃ってきましたが、まだ準備すべき事があります。
基本テキストの分冊とマーキングです。
今回は、分冊する方法や流れを詳しく解説していきます。
流れとしては簡単で、基本テキストを切り取って、各科目別にファイリングをしていきます。
社労士勉強を進める上で、この分冊が非常に重要です。
スポンサーリンク
分冊の意図
前回の記事(②分冊の準備をする)でも分冊の意図を解説しましたが、覚えていますか?一応おさらいです。
なぜ分冊するのか!?
基本テキストを手に取った方は分かると思いますが、約1,000ページぐらいあります。
正直、そのままだと結構重たいうえ、とてもめくりにくいです。折り目をつけようとしても、全く歯が立ちません…
このままだと非常に勉強しにくいストレスが溜まる本なので、分けます(分冊)
分冊をすることで、次のようなメリットがあります。
・分野別に分かれてるので、各法律の勉強がしやすい!
・気になる部分を見つけやすい
・管理しやすい
分厚い本などボリュームが多い知識を勉強するときに使うテクニックで、社労士試験にはピッタリです。少し手間ですが是非やってください。
勉強のやり易さが全然違います。
私の基本テキストを分冊したのがコチラです。
分厚い基本テキストをこのようにします。では順番にやっていきましょう。
用意するもの
こちらも前回の記事で詳しく紹介しましたが、おさらいです。
以下を用意します。
・2穴リングのファイル × 4,5冊
・2穴パンチ
・2穴パンチシール(透明) 白は文字が隠れるのでNG
・カッターナイフ
・ものさし
※忘れた方はこちらの記事で確認してください。
分冊の具体的な流れ・方法
では本格的に基本テキストを分冊していきます。
まず、ブックカバーを外します。
一番最初の表紙(分厚めのページ)を開き、しっかりと型を付けます。
表紙を持って、ゆっくりと背紙を剥がしていきます。
一気にやるとうまくいかないので、慎重にゆっくりやってください。
こんな感じでめくれていきます。
背紙が剥がれたら、各法律ごとに分けます。
どのテキストも、大体科目別に10章に分かれているはずです。(労基、労衛、労災、雇用、徴収、労一、健康、国年、厚生、社一)
このとき、ページがバラバラにならないように注意してください。バラバラになると戻すのが大変ですので慎重に…
カッターナイフで背面をキレイにします。
テキスト側にものさしを置いて切ると上手くいきます。
少し細かいですが、根元部分から2ミリほどのラインで切りましょう。
糊が付いている根元部分がくっついたままだと、ファイリングした後、かなり見にくいにので、この作業で完全にバラバラにします。
※注意点!
・ページがバラバラにならないように
・ページが破れないように
背紙が取れたので、完全にバラバラの状態になったと思います。
1ページずつ切り離された状態にします。
ファイリングするために、2穴パンチで穴をあけます。
1回あたり、大体15~20ページくらいを目安にしてください。少なすぎると結構時間が掛かります…逆に多すぎるとパンチが通りません。
根元側のページに文章がある場合は、その文章ごと穴を開けないように注意してください!コツは、ちょっと手前でパンチで挟んでから穴を開けるとうまくいきます。
開いた穴に、透明のパンチシールを張っていきます。
パンチシールが一番時間がかかるかもしれませんが、これをやっておかないとテキストがちぎれてしまいます。
裏表に貼る必要はなく、片面だけで十分です。
あともうひといき!
ページがバラバラにならないように、ファイルに綴じていきます。
各法律別に綴じましょう。
1つのファイルに2科目綴じるのがベストです。1つのファイルに労働基準法と労働安全衛生法の2科目を綴じるといった感じです。
私の場合のファイリングは、
・労基/労衛
・労災/雇用
・徴収/雇用
・国年/厚年
・社一/労一
といった感じで、5つのファイルに分冊しました。
全て綴じれば完成です!
見事分冊できました。お疲れ様です。
時間は掛かるが価値あるものに!
1,000ページもの紙を切ったり、穴を開けたり、シールを貼ったりするので、分冊には時間がかかります。1日でやろうと思えばできますが、2,3日かけて無理せず仕上げましょう。
これをやっておくことで、後々勉強がかなりスムーズに進むので、数日かけてでも完成させる価値は大いにあります。
それに、何も手を加えていないテキストより、自分なり手を加えたテキストのほうが愛着がわきますしね♪学習意欲にも繋がります。
時間がかかる作業なので、焦らず、ゆっくり、丁寧に、ケガの無いように進めてください。
さて、これで分冊ができました。
次の記事では、最後の準備であるマーキングについて解説していきます。