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社労士試験の一般常識の科目「社会保険に関する一般常識」で出題される”児童手当に要する費用負担”について、

毎年出題率が高い分野ですので、特に数字はきちんと押さえておきましょう。

ここでは、児童手当の費用負担割合(3歳未満要チェック!)について、覚え方等を解説しています。

今回は児童手当の概要については飛ばします(概要はこちらの記事で解説)

 




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児童手当に要する費用負担の割合

児童手当等の財源については、国・地方(都道府県、市区町村)・事業主拠出金で構成されています。

尚、事業主拠出金の額は、標準報酬月額と標準賞与額を基準に、拠出金率(1.5/1000)を乗じた額となっています。※一部を財源として児童育成事業(放課後児童クラブ等)を実施

この児童手当の費用負担ですが、被用者と非被用者で割合が異なります。

特に被用者の3歳未満の割合の数字がとにかくややこしいです…

その上被用者と非被用者の2パターンに分かれるので、覚えるのが難しい分野になります。

捨て問題にしようか…と考えるかもしれませんが、出題率が高いので選択式で狙わると即アウトです。

なので、きちんと押さえておく必要があります。

 被用者

 0歳~3歳未満

児童手当の費用負担3歳未満

被用者に対する、3歳未満の児童に係る費用負担の割合は、

事業主(拠出金) 7/15

(国庫)   16/45

地方(都道府県&市町村)8/45(地方の8/45については、4/45が都道府県、4/45が市町村)

これが実に覚えにくい…( ゚Д゚)!!!

丁度良い語呂合わせが無いので、暗記が難しいです。

例えば7/15…715…「ないご」?「ないちこ」?…なかなか良い語呂合わせがありません。

16/45もなかなか無さそうですが、8/45は「はしご」と覚えやすそうです。

覚え方の方法としては、

●事業主⇒国⇒地方という順は統一する

●最後から、8/45を「はしご」と押さえる※3未満の端っこは”はしご”…てな感じ

●その2倍が国 16/45

●最後、7/15はそのまま暗記するしかなさそうですね。

無理矢理語呂合わせで覚える方法もあります。

先ほど言ったように、「ないご」「ひろしこ」「はしっこ」、もし覚えれそうならこれもアリかと思います。

あと、地方の割合は8/45ですが、都道府県が4/45、市町村が4/45の内訳も覚えておきましょう。

 3歳~中学校修了前

児童手当の費用負担3歳以上

3歳~中学は比較的覚えやすいです。

(国庫)   2/3

地方(都道府県&市町村)1/3

事業主拠出金はありません。

 

 非被用者

 0歳~3歳未満・3歳~中学校修了前

児童手当の費用負担3歳以上

続いて非被用者に掛かる費用負担にについて…

実は3歳未満と中学校修了前は同じ割合です。

(国庫)   2/3

地方(都道府県&市町村)1/3

事業主拠出金はありません。

こちらも被用者の中学校修了前と同じなので覚えやすいです。

 

 ややこしいのは”0~3歳未満の被用者”

つまり、ややこしいのが被用者に掛かる0~3歳未満の割合です。

この割合はチェックしておきましょう。

・事業主 7/15

・国  16/45

・地方  8/45

ややこしいけど覚えるしかありません。

なんか、トイレとかに常に貼っておくと覚えれるかもしれませんね(^-^;

選択式でも狙われやすと思うので、数字は要チェックです。

最後に児童手当の費用負担割合をまとめています↓

児童手当の費用負担