社労士試験まで約1ヶ月！7月は全科目・法改正・白書統計・模擬試験＜7月の学習方法を再確認＞

7月に入り、社労士試験対策も直前期に入ってきています。今年の本試験まで約1ヵ月と迫ってきており、なんだか焦ってきますね”(-“”-)”白書統計、法改正、横断、模擬試験…テキスト読みや答練もやり方が変わってきます。

ここでは当サイトで紹介している「6ヶ月で合格ラインまで知識を伸ばすことができた方法」について、7月の学習内容のリマインドです。

 

7月で使用する教材

6月同様、7月でも「法改正・白書対策のテキスト」を使用します。

・講義メディア
・基本テキスト
・過去問題集
・法改正 白書対策のテキスト

法改正・白書統計対策のテキストについては先月も紹介した、TAC出版「無敵の社労士 完全無欠の直前対策」を使います。

基本テキストだけではこれらの対策が弱いので特化したテキストを使い、重点的に対策を行います。自分で全てやるとなると大変な作業になるので、テキストや教材を用意するのが得策です。時間も有効に使えますしね。

TACのものは法改正・白書統計・一般常識等、直前期対策として重要なポイントに絞ってあるので非常に勉強しやすいです。白書なんか範囲が広いのでまとめてある方が助かります。

その他にも社労士講座フォーサイトの直前対策講座に「白書統計」「法改正」といったピンポイントの講座を単科で利用できるのでこちらもオススメです。とにかく何等か1つは用意しましょう。

 

7月学習科目

・労働基準法
・労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法
・雇用保険法
・徴収法
・健康健康保険法
・国民年金法
・厚生年金保険法
・労務管理その他労働に関する一般常識
・社会保険に関する一般常識

全科目に加えて法改正・白書統計対策を本格的にスタートしていきます。

後は社労士模擬試験も最低1回は受験しておくと良いかと思います。

 

学習の流れ

講義メディア → 基本テキスト → 過去問

これまで同様、上記のルーティーンで全10科目をやります。

※必ず1科目ずつ　”労働基準法の講義メディアを見て、労働基準法の基本テキストを読んでから、労働基準法の過去問（択一式も選択式もやる）をやります。それが終わったら次の科目に入っていきます”

何周もしてきたはずなので、十分理解できているところと、苦手なところでメリハリを必ずつけましょう。これまでテキストにもチェックが入っているので、差別化はある程度できているはずです。そうすることで必然的に学習のスピードが上がります。

講義メディアで正確な知識を取り入れる（必ず倍速再生）
↓
基本テキストをスピードアップして読んで理解を深める
↓
過去問で実践練習（いらない問題を省く）

 学習における3つのポイント

 ①スピードアップ学習

何度も言ってますが学習のスピードアップは重要です。これまで繰り返し講義メディアや基本テキストを読んできているので、これまで以上にスピードを上げて学習しましょう。

◆講義メディア倍速再生

講義メディアは1.5倍～2倍で再生して学習します。知識習得が効率よくできて勉強のスピードも格段に上がるので必ず取り入れましょう。2倍近くのスピードで見れば単純に倍近くのスピードで学習が進むことになります。講義メディアはマルチデバイス対応のものが多いので、いつでもどこでも学習できる、短期合格には必要不可欠な存在です。これ無しでは6ヶ月で合格ラインは厳しいというくらい効果があります。

◆基本テキストはメリハリを

読み方に詰まったり、理解しようと何度も繰り返した箇所がより少なくなっているはずです。速読を意識しましょう。苦手な分野、法改正事項、過去頻出分野の3ポイントについては少し丁寧に読むようにしましょう。

◆過去問で簡単問題はスルー

繰り返すごとに100%間違えない問題が明確になってきます。TAC出版の過去問ではチェックリストが付いてるので3回やって3回余裕で正答した問題などは最終チェックまでスルーしてOKかと思います。

 ②苦手分野の確認

これはかなり重要です。これまでやってきていますが、自分の苦手箇所を明確にしていきます。苦手分野のチェック方法は至って簡単でシンプル…

・基本テキストを読んでいて理解しにくいところ

・過去問で何度も間違えてしまうところ

こうったポイントは誰でもあるかと思います。基本テキストや過去問をやっていく際に、7月の内に自分の苦手箇所をハッキリと分かるように再度チェックしましょう。私の場合は付箋を貼りました。これは8月にも意識して学習するところになるので、できれば早い段階で行っておくほうが良いです。

あともう一つ、模擬試験を受験すると、結果から自分では気づかない弱点が見つかったりします。模擬試験の復習をきちんと行うことで苦手分野の確認にもなります。

 ③法改正に注力して学習

基本テキストの法改正の訂正は6月に済んでいると思うので、既に最新の改正内容が反映された基本テキストになっているかと思います。テキストを読む際は特に法改正事項に注力して学習するようにします。

社労士試験では法改正事項がよく出題されるので、ある程度細かい部分までチェックするようにしましょう。

先ほど紹介したTAC出版のテキストを組み合わせるとより効果的です。出題傾向が高いので7月中に最低でも1回以上は読み終えておきましょう。

 

厄介な白書統計対策はどうする？

白書統計対策は範囲がとにかく広いので、苦戦する方が多いです。当然、すべてを学習するのは無理があるし、時間の無駄です。

白書対策に時間を使い過ぎると、本来やるべき社労士試験の基礎知識が疎かになってしまうので、白書統計対策は基本的な部分をきちんと押さえ、出題される可能性がある部分を重点的に対策をします。

対策方法としては法改正と同様、TAC出版「無敵の社労士 完全無欠の直前対策」やフォーサイトの単科講座でOKかと思います。

膨大な白書統計のポイントを、過去の出題傾向を含めて効率良く、更に分かりやすく絞って学習することができます。社労士講座フォーサイトでも単科で白書統計編を利用できるのでこちらの利用もオススメです。質問できたり、実績のあるプロ講師が監修しているのでより安心かと思います。

 白書統計対策のポイント

テキストの場合、

● 太字部分
● 過去に出題された部分
● ３年以内に改正があった部分

などは要チェックです。

主要な用語はチェックしましょう。

統計関連ついては、”数字※特に最大、最小”　”上下増減”　”傾向”を意識して勉強します。

各テーマで最も少ない・多いのは何なのか…

減少傾向なのか、増加傾向なのか…

増えたのか減ったのか…

〇年連続…

など、ポイントを押さえて学習すると良いかと思います。

 

模擬試験は最低1回受けましょう

模擬試験については先月からブログでお伝えしていますが、各資格学校や通信講座などで模擬試験がスタートしています。最低でも1回、多くても3回までの間で受験しておくと良いかと思います。

得点より、時間の配分ができていたか…自分では気づかない弱点はどこか…最終の問題の確認というポイントが重要です。ぶっつけ本番では時間が間に合わないという最悪の事態になりかねないので、1度は受験しておくと安心です。

 おススメの模擬試験講座 2つを紹介

フォーサイト

手軽に利用できる模擬試験としてはフォーサイトが良いでしょう。基礎レベルと本試験レベルの2種類の模擬試験がセットになっているので段階を踏んで利用できます。

単科の場合10,800円（税込）でなんと送料無料です。直前対策講座（法改正・白書統計対策）がセットになったコースもあり、割引が適用されます。費用を抑え、最低限の模擬試験・直前対策をするならフォーサイトの講座を利用するのが良いかと思います。

＞フォーサイト【公式】

アガルートアカデミー

社労士試験界で有名な大河内講師が担当するアガルートアカデミーにも模擬試験があります。過去の試験傾向を分析し，白書や法改正の情報も盛り込んでいます。出題可能性の高い問題を取り揃えた模擬試験となっています。単科の場合は8,800円（税込）

＞アガルートアカデミー【公式】

 

7月の学習まとめ

◆教材（講義メディア・基本テキスト・過去問・法改正白書対策テキスト）

◆学習科目（全10科目＋法改正・白書統計）

◆学習方法

1.講義メディアを見る（倍速再生）
2.基本テキストを読む（メリハリをつけて・苦手分野再確認）
3.過去問をやる（不要な問題を省く）

このルーティーンで必ず1科目ずつ1周を目指します。

【学習Pointまとめ】

◆ スピードアップ学習
　 ⇒講義メディア倍速再生
　 ⇒基本テキスト読みはメリハリ
　 ⇒過去問では不要な問題を省く

◆ 苦手分野の確認
　 苦手な分野をテキスト読み、模擬試験から再確認

◆ 法改正対策
　 出題率が高いので6月で行ったテキスト修正箇所に注力して読む

◆ 白書統計対策
　 出題範囲が広いため、TACやフォーサイトのようにポイントを絞っているテキスト教材が良い。主要な用語チェックと統計データの”数字”や”上下増減”に気を付ける

◆ 模擬試験は最低1回受ける
 　得点より時間配分の確認・苦手発見を！

 

7月は10科目1周（必ず苦手チェック）、法改正・白書テキスト最低1回以上、模擬試験を受けるようにしましょう。白書統計対策はやり過ぎに注意です。あまり力を入れすぎると基本10科目の知識が曖昧になったりするので…

以上が７月の学習内容です。以下の記事でも紹介しているので参考にしてみてください↓↓

 

 実際使用した教材

重要な講義メディアはフォーサイトを活用

初学者でも分かりやすい講義、いつでもどこでも講義をみれるeラーニングシステム、更に比較的リーズナブルな価格で受講できるのが、おススメのポイントです。昨年は受講生の約4人に1人が合格と実績も確かです♪

 

基本テキストはフェニックス社、過去問・法改正白書対策はTACを使用しました。