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第53回社労士試験選択式厚生年金の解説

第53回(令和3年度)社労士試験の選択式について…

ここでは「厚生年金保険法」の予想解答・難易度レベル・解答方法について解説しています。

 




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【第53回】厚生年金保険法 選択式

厚生年金保険法の選択式問題の予想解答・レベルです。

第53回社労士試験選択式厚生年金解説

全体的なレベルとしては、易しいレベルです。

3点以上は十分狙えるレベルで得点を稼げる科目でしょう。

それぞれ解説していきます。

 

【 A 】欄について

難易度:易しい

正解 :② 3か月を超える期間ごとに

1 厚生年金保険法における賞与とは、賃金、給料、俸給、手当、賞与その他いかなる名称であるかを問わず、労働者が労働の対償として受ける全てのもののうち、【 A 】 受けるものをいう。

 

Aは「賞与の定義(第3条)」からの出題です。選択肢もややこしい語句は混ざっていなかったので簡単に解ける問題かと思います。正解は②3か月を超える期間ごとに

 

【 B ・C】欄について

2 厚生年金保険法第 84 条の 3 の規定によると、政府は、政令で定めるところにより、毎年度、実施機関(厚生労働大臣を除く。以下本問において同じ。)ごとに実施機関に係る【 B 】として算定した金額を、当該実施機関に対して【 C 】するとされている。

 

B・Cは交付金(第84条の3)からの出題です。

【 B 】欄
難易度:難しい

正解 :⑥厚生年金保険給付費等

【 C 】欄
難易度:普通

正解 :⑪交付金として交付

ポイントとなるのは「実施機関」です。実施機関は第1号~第4号厚生年金被保険者それぞれ異なります。

・第1号:厚生労働大臣
・第2号:国家公務員共済組合及び国家公務員共済組合連合会
・第3号:地方公務員共済組合、全国市町村職員共済組合連合会及び地方公務員共済組合連合会
・第4号:日本私立学校振興・共済事業団

共済組合等について、実施機関(厚労大臣除く)は、厚生年金の給付に必要な費用を分担するため厚生年金勘定に拠出金を納付します。機関に係る保険給付に必要な費用(厚生年金保険給付費等)は厚生年金勘定から共済組合等に交付金として交付されることになっています。

特にBの選択肢がやや難しいレベルかと思います。

 

【 D・E 】欄について

3 厚生年金保険法第 8 条の2第1 項の規定によると、 2 以上の適用事業所(【 D 】を除く。)の事業主が同一である場合には、当該事業主は【 E 】当該 2 以上の事業所を 1 の事業所とすることができるとされている。

 

D・Eについては、適用事業所の一括(第8条の2)からの出題です。基本的な知識で択一式問題でも出題率が高いので学習していた方も多いかと思います。条文からの出題ですので特に解説は不要かと…ここで2点はとりたいところです。

【 D 】欄
難易度:易しい

正解 :⑭船舶

【 E 】欄
難易度:普通

正解 :⑨厚生労働大臣の承認を受けて、

 

基準点引き下げ※救済について

第53回社労士試験予想11社

厚生年金保険法に関しては、基準点引き下げの救済の可能性は低いと予想します。

通信講座や予備校11社の解答予想を検証したところ、特に厚生年金の救済について言及しているところはありませんでした。

 

まとめ 3点は確保できる

今年の厚生年金保険法は全体的に基本的な問題でしたので、できるだけ得点を稼いでおきたい科目です。

中でもA・D・Eは簡単なのでここで3点確保しておきたいところです。基準点引き下げの救済の可能性は低いでしょう。

 

注意点

・解答速報はあくまで予想ですので、本試験の結果の合否を保証するものではございません。正式な解答は2021年10月29日の正式発表をお待ちください。
・解答に関する質問は受け付けておりませんのでご了承ください。
・転載・画像のコピー・使用はお断りしております。

 

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