第53回社労士試験選択式労務管理その他労働に関する一般常識の解説

第53回(令和3年度)社労士試験の選択式について…

ここでは「労務管理その他労働に関する一般常識」の予想解答・難易度レベル・解答方法について解説しています。

 




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【第53回】労務管理その他労働に関する一般常識 選択式

労務管理その他労働に関する一般常識(以下労一)の選択式問題の予想解答・レベルです。

第53回社労士試験選択式労一解説

全体的なレベルとしては、難しいレベルと言えます。というかなり難しい、全部が奇問難問です(;´Д`)

例年通りといえばそうですが、実際目の当たりにすると混乱した受験生も多いと思います。

細かい年齢の選択やどこが管理しているなどは、さすがに知らないと解答できません。予想になります。

なので、BやDの助成金名称でなんとか2点確保できればと思います。

それぞれ解説していきます。

 

【 A 】欄について

難易度:難しい

正解 :④ 35 歳以上 55 歳未満

1 労働施策総合推進法は、労働者の募集・採用の際に、原則として、年齢制限を禁止しているが、例外事由の一つとして、就職氷河期世代( 【 A 】)の不安定就労者・無業者に限定した募集・採用を可能にしている。

 

Aについては、労働施策総合推進法(法第9条、則第1条の3、則附則第10条)における労働者の募集・採用の際の年齢制限禁止からの出題です。この法律では、労働者の募集・採用時に原則として年齢制限を禁止しています。ただ、原則という事は例外もあり、それに該当すれば年齢制限はOKということです。

例外の1つに、令和5年3月31日までの措置として、新しく就職氷河期世代の不安定就労者・無業者に限定した募集・採用が可能になっています。ここでは④の35歳以上55歳未満が規定されているのでこれが解答となります。

 

【 B・C 】欄について

難易度:難しい

B正解 :① 65 歳超雇用推進助成金
C正解 :① (公財)産業雇用安定センター

 2 生涯現役社会の実現に向けた環境を整備するため、65 歳以降の定年延長や 66 歳以降の継続雇用延長、高年齢者の雇用管理制度の整備や定年年齢未満である高年齢の有期契約労働者の無期雇用への転換を行う事業主に対して、【 B 】を支給している。また、【 C 】において高年齢退職予定者の情報を登録して、その能力の活用を希望する事業者に対してこれを紹介する高年齢退職予定者キャリア人材バンク事業を実施している。

 

B・Cについては、「生涯現役社会の実現に向けた環境整備」からの出題でした。

Bは選択肢からも分かる通り、助成金の名称が入ります。助成金の種類はかなり多いのですべての名称・内容を暗記するのは無理です。なので文脈から読み取る必要があります。

Bは問題文の中の65歳以降の定年延長、66歳以降の継続雇用延長という箇所があります。選択肢にある、②キャリアアップ ③高年齢労働者処遇改善促進 ④産業雇用安定というワードはこの部分とかみ合わないので、①65 歳超雇用推進助成金が入ることになります。超とか、聞き慣れないですが、これはなんとか得点できそうなところです。

Cはなかなか難しいところです。さすがにどこが情報登録しているかなんて、暗記するのは難しいです。正解は①(公財)産業雇用安定センターですが、もし聞いたことがあるのであれば正答の可能性があります。

 

【 D 】欄について

難易度:難しい

正解 :④ 特定求職者雇用開発助成金

 一方、働きたい高年齢求職者の再就職支援のため、全国の主要なハローワークに「生涯現役支援窓口」を設置し、特に 65 歳以上の高年齢求職者に対して職業生活の再設計に係る支援や支援チームによる就労支援を重点的に行っている。ハローワーク等の紹介により 60 歳以上の高年齢者等を雇い入れた事業主に対しては、【 D 】を支給し、高年齢者の就職を促進している。

 

Dは「高年齢求職者の再就職支援」からの出題でした。選択肢からも助成金の名称が入ります。選択方法のキーワードとして、問題文の中の「ハローワーク等の紹介により60歳以上の高年齢者等を雇い入れた」の箇所に注目します。ここから①雇用継続 ②人材開発 ③人材確保という語句は合わないため、消去法で④特定求職者雇用開発助成金と解答します。難易度は高いですがここで1点欲しいところです。

 

【 E 】欄について

難易度:難しい

正解 :① 40 歳以上

既存の企業による雇用の拡大だけでなく、起業によって中高年齢者等の雇用を創出していくことも重要である。そのため、中高年齢者等【 E 】が起業を行う際に、従業員の募集・採用や教育訓練経費の一部を「中途採用等支援助成金(生涯現役起業支援コース)」により助成している。

 

「中高年齢者等の起業」がテーマの出題でした。選択肢から年齢が入りことになります。40歳、45歳、50歳、55歳…キーワードは中高齢…いったい何歳以上から中高齢なの?と思いたくなりますが、起業のワードがある点から、50代は少し遅いような気がします。40歳、45歳に絞られますが、こればかりは知らないと難しいです。正解は①40歳以上が入ります。

 

基準点引き下げ※救済の可能性は高い

救済の可能性はかなり高いでしょう。※例年より補正の可能性は非常に高いと感じます。

第53回社労士試験選択式労一救済の可能性

通信講座・予備校など11社を調査したところ、すべてが救済の可能性がある、もしくは高いと予想しています。

更に一部では1点救済の可能性があると予想しているところもあります。

今年度は例年と比べて労一の救済の可能性が高いと感じます。※ここまで予想が高いのは最近では無かったように思います。

なので、11社の考察や講評からも、筆者も2点救済の可能性はかなり高いのではないかと予想します。

とはいえ、救済があっても最低2点は確保しておきたいところです。

救済についてはこちらでも詳しく解説↓
【第53回社労士試験】労働一般(労一)は基準点引き下げの救済措置はあるのか?11社の予想まとめ

 

まとめ 難しいレベル!救済の可能性で合否が大きく変わる

労一は難しいことが多いですが、今年度もやってくれました…

助成金関係の具体的な問題……さすがに知らんだろ!と思いますが、一応前年度の改正と白書からの出題でした。

A~Eすべての空欄において、多くの受験者が全く知らないと思われる内容だったので、ほぼ推測で選択肢を選ぶような状況だったと思います。

年齢や管理者の判断は難しいので、文脈から推測できるB・Dの助成金名称でなんとか2点確保できれば、あとは救済頼みという感じです。

 

注意点

・解答速報はあくまで予想ですので、本試験の結果の合否を保証するものではございません。正式な解答は2021年10月29日の正式発表をお待ちください。
・解答に関する質問は受け付けておりませんのでご了承ください。
・転載・画像のコピー・使用はお断りしております。

 

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