第52回社労士試験(2020年度)の対象となる「雇用保険法」に関する法改正のお知らせです。

令和2年4月1日より、雇用保険法の目的条文の内容が改正されました。

ここでは改正の内容や改正ポイント、出題例などについて解説します。

 




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雇用保険法目的条文に”育児”に関する追記

令和2年4月1日より、雇用保険法の目的条文の内容が追記改正されました。

追記された内容

黄色マーカーの部分が追記されました

雇用保険は、労働者が失業した場合及び労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合に必要な給付を行うほか、労働者が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合及び労働者が子を養育するための休業をした場合に必要な給付を行うことにより、労働者の生活及び雇用の安定を図るとともに、求職活動を容易にする等その就職を促進し、あわせて、労働者の職業の安定に資するため、失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進を図ることを目的とする。

 

改正前までは、黄色マーカーの「労働者が子を養育するための休業をした場合に」の部分はありませんでした。

 

改正の経緯

改正された経緯としては、

失業等給付の中にある、雇用継続給付から育児休業給付が独立したため、目的条文の内容が変わりました。

育児休業については、失業に関する雇用情勢の影響を受けない給付であるとされており、育児休業の給付金の増加を踏まえて失業等給付から独立して財政を管理するため法改正が行われました。

 

内容自体は大きな改正ではありません。

 

改正ポイント・出題としては…

改正ポイントとしては、内容自体は大きな改正ではありません。

目的条文に追記された改正なので、どの部分にどのような内容が追記されたのか、一応その意図も確認しておくと良いでしょう。

目的条文は選択式でも出題されることが多いので、改正の箇所が空欄になる可能性があります。

なので、雇用保険法の目的条文に、給付目的の部分に「子の養育」といったフレーズが入ってくることを覚えておきましょう。

択一式でも子の養育の休業に関して給付がどうか…という設問がでる可能性があります。

比較的、ピンポイントで狙われやすいので要チェックな部分です。

決して難しい内容の改正ではなので、きちんと確認しておきましょう。

 

第52回社労士試験の雇用保険法の改正については、以下でも詳しく解説

第52回(令和2年)社労士試験の「雇用保険法」の法改正事項

 

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