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5月も中旬になってくれば、社労士試験の学習も一通り終わった方もいるでしょう。
もちろん、1周しただけでは足らず、繰り返し学習する必要がありますが、この時期に起こるのが知識の混同です。
1周をして2周目に入ると、「あれ?覚えたはずなのに…」と忘れていたり、似たように規定が多いためどちらか分からなくなったりします。
特に過去問といった問題を解くアウトプット学習に気付くことが多いですが、これは完全に忘れてしまったわけではなく、頭の片隅あるが知識が混同してしまっている事が多いです。
社労士試験は労災、雇用、徴収、健康保険、国民年金、厚生年金、更に一般常識の法令が多々あり、幅広く学習することになります。
類似するキーワードや規定がいくつも出てくるので、学習が進めば進むほど頭の中が混乱します。
代表的な類似規定としては「罰則」「時効」「〇日以内」「適用対象」「適用除外」「届出」などでしょう。
これらが混同するのは、それぞれの知識を正しく区別して覚えていないことが要因の一つです。
一通り覚えても定着していなければ、本番でもなかなか対応するのが難しくなります。
この知識を整理する作業ですが、代表的な対策としては横断学習です。
科目間で類似規定、キーワードの相違点を注目し、丁寧に確認するようにしましょう。
横断学習では自分の得意、不得意が現れるので、自分でちょっと書き出してみるのも良いかもしれません。
それに加え、短期間での合格で時間を効率良く活用するなら教材を利用するのが◎です。
各制度の似ている点、異なる点を正しく区別して知識を定着していきましょう。
これは試験直前まで定期的に行うと効果的です。
横断学習の期間ですが、大体5月中旬~6月上旬に取り入れると良いでしょう。
過去問も何周かできている状態だと思うので、答練をしながら「混同している」と思った点についてまとめます。
そのあと、見返してピンポイントで学習をします。
横断学習はなかなか手につかない方もいますが、そういった場合は教材を利用して効率良く進めていきましょう。
当サイトで推奨しているフォーサイトでも横断まとめ編という単科講座があります。
全科目や諸規定を横断的に学習することができ、難解な出題形式にも対応できる実力を身につける講座です。
eラーニングにも対応できるのでぜひ検討してみてください。
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