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社会保険等の費用の財源となるのが国庫負担・国庫補助などですが、これらは社労士試験の様々な科目で登場します。
労災保険、雇用保険、健康保険、国民年金、厚生年金…など、いろんな科目で登場するのでどれが国庫負担、国庫補助、負担なしなのか混同しがちです。
ここでは国庫負担・国庫補助さらに国庫負担なしを横断的にまとめています。
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国庫負担・国庫補助・負担なし【横断整理】
日本の社会保険の費用には、社会保険財源を主としつつも、税財源も充てられています。この税財源となるのが「国庫負担」「国庫補助」というもの…
負担と補助の違いですが、国の責任レベルの違いです。
負担は責任レベルが高く、やらないといけない感じです。
補助はそれが弱い感じです。
各制度に給付費について出てきますが、国庫負担・国庫補助さらに国庫負担なしを横断的にまとめていますので確認しておきましょう。
各制度の給付費まとめ
◆ 労災保険 :国庫補助
◆ 雇用保険 :国庫負担
◆ 国民年金 :国庫負担
◆ 厚生年金 :国庫なし
◆ 協会けんぽ:国庫補助
◆ 組合けんぽ:国庫なし
◆ 都道府県等国保:国庫負担
◆ 組合国保 :国庫補助
◆ 後期高齢者医療:国庫負担
◆ 介護保険 :国庫負担
覚え方
ざっと並べましたが、覚え方としては「負担」が多いので原則は負担と覚えます。
なので、それ以外を覚えると効率が良いかと思います。
● 原則 : 国庫負担
● 補助 : 労災・協会けんぽ・組合国保
● 負担なし: 厚生年金・組合けんぽ
これだとわざわざ全部覚えなくてOK、国庫補助と負担なしを覚えておけば、それ以外は国庫負担と覚えておきましょう。
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