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上記は令和4年度(第54回)社労士試験と昨年の令和3年度(第53回)社労士試験の受験申込者数、受験者数、受験率、合格者数、合格率を比較したものです。
令和4年度は以下の内容でした。
● 申込者数 52,251人(前年+1,818人)
● 受験者数 40,633人(前年+3,327人)
● 受験率 77.8%(前年+3.8%)
● 合格者数 2,134人(前年 -803人)
● 合格率 5.3%(前年 -2.6%)
令和4年度(第54回)の合格率は5.3%と、前年より2.6%も低下しました。
合格率の推移から、社労士試験の合格率は平成20年度~26年度まで5.4%~9.3%でしたが、平成27年度でこれまで最低の合格率2.6%という結果があります。
更に平成28年度も4.4%と低い結果でしたが、平成29年度以降は5%を超える合格率を推移してきました。
昨年の令和3年度(第53回)では7.9%と、これまでの推移の中では高水準でしたが、今年の令和4年度)(第54回)では5.3%となり、6年ぶりに6%を下回る結果となっています。
そして合格者数ですが、今年は2,134人で、昨年(2,937人)と比較して800人以上も減りました。
受験者数(40,633人)は昨年(37,306人)より3,000人以上増加しましたが、合格者数は減ったという結果です。
要因はもちろん合格率の低下です。
受験者数が増えた背景には、この2年間、新型コロナウイルスの影響で受験率が低下し、令和2年度は70.8%、令和3年度は74%でしたが、コロナ慣れもあることから受験率が77.8%に回復しました。
回復と言いましたが、直近のコロナ前の令和元年度では77.7%だったので、ほぼそれに戻ったということです。
昨年との比較をグラフ化したものですが、一言でいうと「受験者数は増えたが合格者が減った」ということですね。
今後、合格率はどのように推移していくか予想はできませんが、受験者数が回復傾向にあるのはとても良いことだと思います。
合格率が著しく低かった年度の翌年は合格率が上がるというジンクス的なこともあるので、今年不合格だった方も来年もぜひチャレンジしてもらえればと…
以上、簡単ですが、受験者数や合格率の昨年比較でした。
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