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社労士試験の一般常識科目では、統計関連の問題が出題されます。
その中に「高齢化率」というものがあります。
高齢化率とは…
総人口に占めるおおむね65歳以上の老年者を(高齢者)とし、 65歳以上の高齢者人口(老年人口)が総人口に占める割合を高齢化率といいます。高齢化率(%)の算出方法としては、高齢者人口(65歳以上)÷(総人口-年齢不詳人口)×100で算出されます。※これは覚えなくて良いかと思います。
毎年、総務省統計局が「敬老の日」になると、統計からみた日本の65歳以上の高齢者について、取りまとめしたものが公表されます。
今年に公表されたものとしては、
“総人口が減少する中で、高齢者人口は3617万人と過去最多“
“総人口に占める割合は28.7%と過去最高“
と、過去最高という表現がありました。
日本は高齢化社会なので、今後しばらくはこの”過去最高”が一般常識でも続くのであろうと予想しますが、社労士試験の対策としは、この表現はチェックしておくべきところかと思います。
この「高齢化率」については、過去に何度か出題された実績があるところです。
平成27年度の本試験(択一式)で、日本の高齢化率がどのように変化していったのか…という点が論点になったことがあります。
※高齢化率は昭和45年に7%を超えていわゆる高齢化社会となったが、その後の急速な少子高齢化の進展により平成25年9月にはついに25%を超える状況となった。⇒正答
この問題は、ある程度の数値を把握しておかないと正誤の判断ができません。
100%正確な数字まで完璧に覚えるのは難しいと思うので、ある程度、傾向と数字は把握しておくようにしましょう。
選択式でもピンポイントで狙われる可能性があります。
特に数字は狙われやすいです。
その時の対策として、高齢化率は28%くらい、もしくは25~30%の間くらい、と覚えておくと良いかと思います。