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(令和3年度 雇用保険率)
さて、今回は徴収法の改正・更新情報です。
徴収法の範囲にある雇用保険率についてですが、令和3年度の雇用保険率が公開されました。
結論から言うと、令和2年度からの変更はありません。
雇用保険率については毎年「率」が公開されます。
雇用保険率は徴収法で選択式として抜かれたり、もちろん択一式でも出題実績がありますので必ずチェックしておくべきところです。たまーに計算問題とかでも出されるので正確に覚えておきましょう。
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令和3年度の雇用保険率
令和3年度の雇用保険率は以下の通りです。
◆ 一般の事業:9/1000
◆ 農林水産の事業:11/1000
◆ 清酒製造の事業:11/1000
◆ 建設の事業:12/1000
冒頭でも申し上げた通り、令和2年度と同じ率となっています。
覚え方としては、そのままで良いかと…
分母が1000で統一されている点は覚えるとして、9 ⇒ 11 ⇒ 12という流れで上がっていってます。
一般 ⇒ 農林水産&清酒 ⇒ 建設の順で押さえておけば、そこまで難しく考える必要は無いかと思います。
決してややこしい数字ではありませんが、他に覚えるべき数字と混同しないように注意しましょう。
自宅のトイレに張り出したり、毎日目に付くところにあれば記憶に残りやすいと思います。
財政が悪そうだけど引上げなし??
ちなみにですが、雇用保険率は新型コロナ等の影響で財政状況が悪くなっていれば、引上げとなります。
しかし、令和3年度の雇用保険率、そのままですよね…
実は令和3年度の雇用保険率というのは、コロナの影響が少なかった令和元年度の決算額に基づき算定されているため、今回は引上げがありませんでした。
引上げがあればややこしい数字になっていたのかもしれませんが、ここはとりあえず覚えやすい数字でキープしてくれてよかったと思います。
昨年受験されて、今回リベンジの方はすでに一度勉強されたはずなので、そのまま同じと覚えてOKです。
選択・択一の対策として覚えるべきポイント
選択式の対策としてはやはり数字ですね。
1000という分母、9・11・12の数値は必ず覚えましょう。
択一式の出題形式としては、「前年と同じであったかどうか…」という論点があったので、単に数字を記憶するだけでなく、「令和2年と同じ!」という点もチェックしておきましょう。
尚、失業等給付等の保険料率は、労働者負担・事業主負担ともに引き続き3/1000、農林水産・清酒製造の事業及び建設の事業は
4/1000です。雇用保険二事業の保険料率(事業主のみ負担)も、引き続き3/1000、建設の事業は4/1000です。