労一『派遣禁止業務等に係る改正』 （第53回 令和3年度対策）

労務管理その他労働に関する一般常識の改正点です。

派遣法について、派遣禁止業務等に係る改正が行われました。看護師などの業務が追加するかたちになります。

ここでは改正内容について解説しています。

 派遣法 派遣禁止業務等に係る改正

 改正の概要

医業に限り認められていた”へき地への派遣”について、看護師等についてもできることになりました。

また、日雇派遣の対象に、看護師等が追加されました。

改正点としては大きく２つです。

 ① 派遣禁止業務の例外に追加

派遣禁止業務の例外として、「看護師等のへき地への派遣」が追加されました。

 ② 日雇派遣できる業務に追加

日雇派遣できる 、”政令で定める業務”に、「社会福祉施設等における看護師の業務」が新しく追加されました。

 試験対策として

例外規定は科目問わず、社労士試験で出題されやすいジャンルです。

「〇〇以外ない」「〇〇のみである」など、例外がある・ない事を論点にした出題が択一式であります。

社労士試験には規定があり、その例外があるケースが多いので、今回の改正はその一つで、新しく追加されたものになります。

なので、派遣OKの仕事に、看護師等のへき地への派遣が追加された点、日雇い派遣OKの業務に看護師が追加された点、

どちらも看護師関連の仕事です。

そのまま覚えれる内容ですが、派遣例外に看護師等が追加されたという点はおさえておきましょう。

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