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厚生年金保険法における、厚生年金保険の保険料率の改正点です。
ここでは改正内容・試験対策のポイントについて解説しています。
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厚生年金保険の保険料率
第1号・2号・3号厚生年金被保険者に係る保険料率は、法定の上限である18.3%に達しているため、現在はこれ以上は上がりません。
厚生年金保険の保険料率は、年金制度改正に基づき平成16年から段階的に引き上げられてきましたが、平成29年9月を最後に引上げが終了し、厚生年金保険料率は18.3%で固定されています。
第4号厚生年金被保険者に係る保険料率は、法定の上限に達していないため、段階的に引上げ途上です。
厚生年金保険の保険料率は以下の通りです。
◆第1号厚生年金被保険者(民間被用者) :1000分の183(18.3%)
◆第2号厚生年金被保険者(国家公務員) :1000分の183(18.3%)
◆第3号厚生年金被保険者(地方公務員) :1000分の183(18.3%)
◆第4号厚生年金被保険者(私学共済職員):1000分の164.78の範囲内で軽減した率
試験対策として
試験対策としては、まずは数字です。
一見覚えるのが面倒な感じですが、数字を見ると第1~3号まで同率です。
18.3%は覚えておきましょう。
ただ、第1号は民間の人、第2号は国家公務員、第3号は地方公務員、第4号は私学共済職員と、対象者をチェックしておく必要があります。
選択式で保険料率が抜かれる可能性もゼロではないので、チェックしておきましょう。
あと、厚生年金保険の保険料率の引き上げについてです。第1~3号、あでは18.3%で上限に達している点は択一式でも出題があり得ます。
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