本記事はプロモーションを含みます
令和3年度(第53回)社労士試験について、どうしても話題になるのが選択式における「労務管理その他労働に関する一般常識(労一)」の救済です。毎年と言っていいほど、労一は基準点基準点引き下げの救済があるのかどうかが話題になります。
ここでは主要な予備校や通信講座11社が公開している考察・講評から、労働一般(労一)の救済の可能性をピンポイントにまとめています。
結論から言うと、第53回社労士試験の選択式「労務管理その他労働に関する一般常識」の救済の可能性はかなり高いといえます。むしろ、例年より補正の可能性は非常に高いと感じます。
目次
スポンサーリンク
選択式「労務管理その他労働に関する一般常識」の救済についての講評まとめ
11社の考察・講評を以下にまとめています。
以下より、各社の見解です↓
フォーサイト
2点救済の可能性はかなり高い
前年の改正と厚生労働白書からの出題でしたが多くの受験者が全く知らないと思われる内容でした。そのため多くの受験者が推測で選択肢を選ぶような状況であったと思われます。そのような状況ですので基準点が下がる可能性がかなり高いです。(1点補正までは言及されていません)加藤講師個人の見解でも、恐らく多くの受験者が3点取れてないと予想しています。一つ懸念されるのが今回選択肢の形式が絞られてしまったこともあり正答率が変に上がってしまった可能性もあると予想しています。1/4の確率で正答してしまうため当てやすくなったということです。
クレアール
2点救済は確実にある
クレアール独自の集計解答データによると、労一は2点が45.5%、1点が24.9%、0点が6%という結果でした。2点救済は確実にあると予想していますが、1点救済は無い見立てです。
TAC
2点救済の可能性は高い
TAC独自の集計解答データでは、全科目のうち平均点が3点未満の科目は労一の1.9点と1科目のみです。労一の3点以上の割合は26.4%で公式で公開されている補正要件を満たしていることになります。労一の2点以上割合は受験生全体でみるとデータリサーチの数値よりも下がる可能性があります。そのため昨年に続き2点補正が行われる可能性が高いと予想しています。
LEC東京リーガルマインド
2点に補正される可能性は高い(1点補正もあり得る)
独自の集計解答データより、労一は2点だけでなく1点の方も多い結果となっており、LECデータから判断すると2点に補正される可能性は高いとしています。思いのほか、1点の方が目立つので可能性はあります。ただ、4択形式での出題だったこと、初学者と実力者で差がつきにくい出題形式であったことは懸念材料…最終的に思った以上に得点を取れた方が少なくないのではと予想しています。
資格の大原
2点以上の補正の可能性はある
独自の集計データより、労一は2点以下が50%以上、1点以下が30%以上という得点分布でした。労一に関しては2点への補正はあり得るとしていますが、1点補正までは言及されていませんでした。
ユーキャン
2点への救済は濃厚
突出してレベルが高く難しかった。複数の科目で3点を確保するのに苦労するといった作りとなっていました。2点への補正は濃厚としていますが、1点補正に対しては厳しい見解です。
アガルートアカデミー
2点救済の可能性はある
アガルートアカデミーは3名の講師がそれぞれ予想しています。選択式については、3名の講師すべてが救済の可能性があると予想しています。
辰巳法律研究所
2点救済の可能性は高い
労一は2点救済の可能性が高く、1点救済の可能性もあり得るとしています。
山川靖樹の社労士予備校
2点救済の可能性は高い
労一の救済の可能性は高いと予想しています。
フェニックスアカデミー
2点救済の可能性は高い(1点もあり得る)
すごく難しい問題で知らない又は選びきれないレベルです。問題のレベルとしては1点救済もあり得るレベルです。ただ各設問に対して4択なので2点救済になる可能性が高いのではないかと考えています(いずれにしても救済は入ると考えています)
安全衛生普及センター
2点補正の可能性は確実 1点救済の可能性は5割
独自の解答集計データより3点以上の得点割合が21%と極端に低く、過去の例から2点補正の可能性は確実だと考えられます。さらに1点以下の割合が40%と非常に高く、これは過去10年間で唯一1点補正があった平成25年のの割合「29%」と比較してもかなり高いです。なので1点救済の可能性は5割程度あるものと考えられます。
11社すべて救済ありと予想!例年により可能性は高い!
まず言えるのは、11社すべてが救済の可能性がある、もしくは高いという点です。
救済の可能性がある率100%ですね。
そして一部では1点救済の可能性があると予想しているところもありますが、過度な期待は禁物かと思います。
いずれにせよ、今年度は例年と比べて労一の救済の可能性が高いと感じます。
大体救済の可能性がある科目があっても、ここまで高いのは最近では無かったように思います。
なので、11社の考察や講評からも、筆者も2点救済の可能性はかなり高いのではないかと予想します。
とにかく合格発表は今月末なので、待ちましょう(‘ω’)ノ
高い合格率のフォーサイト2022年度対策開講!
お得なセット割引実施中、具体的な教材、費用、サポート内容等は公式サイトをチェック↓