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社会保険労務士として働くためには、「資格合格」+「2年以上の実務経験」が必要になります。

更に登録や社労士会への入会が必要ですが、2年の実務経験が無い場合、登録手続きの前に「事務指定講習」を受講しておけば登録が可能です。

つまり、事務指定講習で「2年の実務経験あり」とみなされることになります。

ここでは事務指定講習の費用、内容、流れ、科目等について簡単に解説しています。

 




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 事務指定講習の費用

事務指定講習の受講料は77,000円です。

全国一律です。

高額ですが、2年間の実務経験を買うと考えれば、、、納得はできるのでは…と思います。

 

 講習の内容と流れ

事務指定講習は1日で終わるものでは無く、4ヶ月間の「通信指導課程」と4日間の「eラーニング講習または面接指導課程」の2つにわけて実施されます。

 1.通信指導課程(4ヶ月)

通信指導課程では、教材で学習し所定の研究課題を提出します。

提出した課題について添削指導が行われる通信教育方式となっています。

課題を期間内に提出することが修了認定の要件です。

 

 2.eラーニング講習または面接指導課程(4日間)

こちらは選択制です。申込時に研修方法を選ぶことができます。

eラーニング講習は講義動画を視聴、面接指導課程は映像投影による形式です。

どちらも1科目につき3時間、計4日間の講習です。

eラーニング講習をすべて受講、または面接指導課程の全日程を受講するが修了要件です。

 

 講習科目

講習の科目は全部で8科目あります。

ほぼ、社労士試験と同じですね。

1.労働基準法及び労働安全衛生法

2.労働者災害補償保険法

3.雇用保険法

4.労働保険の保険料の徴収等に関する法律

5.健康保険法

6.厚生年金保険法

7.国民年金法

8.年金裁定請求等の手続

 

 実体験【実務経験が面接で厄介になる】

実際、私も2年の経験を獲得するために社労士法人で勤務していましたが、勤務先を見つけるのがまぁ大変です。

まず社労士業務の募集が少ない、そして実務経験2年が欲しいことはバレバレです。

2年で辞める人を採用するかどうか、そう考えると採用が難しくなるのも無理はないです。

私の場合は20近くの事務所や法人等に書類選考で応募しましたが、面接までいけたのはわずか3つ4つくらい、、私の経験不足もありますが、なかなか厳しいものでした。

元々社労士試験を受験する前から勤務していて、そこから資格合格を目指す方が事務所に入りやすいのですが、合格してから事務所に入るのが逆に難しく、履歴書に「社労士合格しました!」なんて書いた場合には2年で辞めるのでは!と間違いなく疑われます。

事実、そうなのですが、そうなると面接が難航します、、、

もちろんそういった方を受け入れている事務所もありますが、私の経験上、なかなか少ないように感じました。

なので経験が無い場合は事務指定講習を受けた方が断然早く、早期に独立できるかと思います。

更に人脈もできるので、そのあたりも大きなメリットになります。※これは面接受けた社労士の先生からも言われました。

参考までに…

 

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